『破裏拳ポリマー』溝端淳平がミット打ち生披露、原幹恵はセクシーな必殺技告白「上着を脱いで少し薄着に」

映画『破裏拳ポリマー』完成披露舞台挨拶が12日、都内・新宿バルト9にて行われ、溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜、監督の坂本浩一が登壇した。

破裏拳ポリマー

2017年に創立55周年を迎えるタツノコプロ。「ガッチャマン」「キャシャーン」「タイムボカン」シリーズなど数多くの人気キャラクターを生み出したタツノコプロのなかでも、カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションが話題を呼び、独特な存在感から異端のヒーローとして熱狂的なファンを有する「破裏拳ポリマー」。元ストリートファイターにして探偵、奥義“破裏拳(はりけん)”を操る拳法の達人・鎧武士を、アクション映画初挑戦となる溝端淳平が演じる。 監督を「仮面ライダーW」「仮面ライダー フォーゼ」『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』の坂本浩一が務め、共演に山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜が名を連ねる。

破裏拳ポリマー

本作でアクションに本格的に挑戦した溝端。「寒い中、汗水垂らしながらみんなで作った作品です!今回監督がブルース・リーと演じていた方なので、アクションには初めて挑戦しましたが、俳優人生の中でもとても貴重な経験でした!監督が一番キレの良い動きをするので、ついていくのに必死でした」と振り返る。破裏拳流の師匠でもある坂本浩一監督を相手に、ミット打ちを生披露。華麗なミット打ちによって軽快な音が劇場内に鳴り響き、満席の観客席からは大きな歓声が上がっていた。

本作の役創りのために4ヶ月もトレーニングした溝端は、そのトレーニング方法を「監督が一番キレの良い動きをするので、ついていくのに必死でしたが、監督も僕のトレーニングに付き添ってくださったので、俳優人生の中でもとても貴重な経験でした」と語った。

また、舞台挨拶では、数々の必殺技が登場する本作にちなんで、登壇した出演者それぞれの必殺技を発表。この企画に自身の必殺技が何なのかわからないという柳に対して、山田が「みんな必殺技の一つや二つくらいあるでしょー!?」というと、溝端が「じゃあ山田から発表しろよ!」とツッコミ。もともと台本には発表の予定がなかったという山田は、焦りながらも、自身の必殺技「言霊」を発表。「僕の必殺技は『言霊』です!!落ち込んだときに鏡に向かって『俺は天才、俺は天才』と語りかけて、自分のテンションをあげます(笑)」と茶目っ気たっぷりに明かすと、会場からは笑いが起こっていた。

一方、本作でセクシーなポリマースーツに身を包み、寝技や絞め技を披露している原の必殺技は「私の必殺技は、気になるなって男性がいたら、ちょっと上着を脱いでみるっていう技です!カーディガンなどを一枚脱いで少し薄着になります(笑)」という大胆な技を告白し、男性陣をメロメロに。その技に対して溝端は「それはもはや必殺技というか、兵器でしょ!」とツッコミ、山田は「撮影の時は僕の前では分厚いダウンジャケット着てたけどなー」と自身には必殺技を披露してもらえなかったことを笑いながら話していた。

必殺技が思い浮かばない柳は、考えているうちに「えー、必殺技、なんやろう」と地元大阪の関西弁がぽろり。横で聞いていた溝端と山田が、「それじゃん!」と「不意に出てくる関西弁」を柳の必殺技に任命し「そういう不意に出てくる方言に男は弱いんだよなー」とはにかんでいた。

最後に溝端は「坂本監督が引っ張ってくださって、笑えるシーンも多くアクションシーンもアドレアリン全開でした!笑のたえない現場で家族愛や友情についても描かれたヒューマンなところもある作品です。どうぞ楽しんでください!」とアピールし、イベントを締めくくった。

映画『破裏拳ポリマー』は5月13日(土)より新宿バルト9ほか全国公開

【CREDIT】
キャスト:溝端淳平 山田裕貴 原幹恵 柳ゆり菜 神保悟志 長谷川初範
原作:タツノコプロ

監督:坂本浩一 脚本:大西信介
配給:KADOKAWA 公式サイト:polimar.jp

©2017「破裏拳ポリマー」製作委員会 ©タツノコプロ

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