『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督最新作『Isle of Dogs(原題)』の邦題が『犬ヶ島』に決定。2018年4月20日の全米公開、および2018年春に日本を含む世界公開が決定した。
本作は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣にビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンドといったアンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結した。
また、第一弾日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、夏木マリの出演が決定。映画『君の名は。』の音楽を担当し、幅広い世代から支持を得るRADWIMPSのボーカル&ギタリストである野田は、映画『トイレのピエタ』で主演を務め俳優デビューを果たし、第39回日本アカデミー賞・新人賞を受賞している。今回ハリウッドでもその才能を発揮することとなった。
野田は「ニュースキャスター役で参加させてもらいました。iPhoneのボイスメモ機能を使っての台詞のやり取りから始まりました。そのデータを送って、返ってきて、修正して。はじめての経験で面白かったです。僕自身ストーリーの全容をまったく見ずに断片的に関わらせて頂いたので完成を観るのが今から楽しみです。とても幅広いキャストに象徴されるように、きっとボーダーレスでどこまでも自由なウェス・アンダーソン監督の作品になるのかなと期待しています」とコメントを寄せている。
映画『犬ヶ島』は2018年春日本公開