“黒”のイメージを覆す“ホワイトコスチューム”、『ブラック・ウィドウ』新ビジュアル

これまでのイメージを覆すような純白のボディスーツを身に纏ったブラック・ウィドウの新コスチュームのビジュアルが解禁となった。

ブラック・ウィドウ

アイアンマン2』の初登場から約10年間、スパイのプロとして人目につかないような服装、主に漆黒のボディスーツを着用し続け、“黒色”はブラック・ウィドウのトレードカラーとなっているが、今回解禁された新ビジュアルでは過去のマーベル作品で描かれてきた漆黒のスパイとは“真逆”の白色のボディスーツ姿を披露している。そんな彼女がなぜ、本作で白いスーツを着用することになったのか。「すべてを解放する時がきた。」というキャッチコピーにあるように、アベンジャーズの中でも唯一明かされてこなかったブラック・ウィドウの過去と秘密が初の単独映画となった本作でついに解き放たれる。

そんな謎多きアベンジャーズのメンバー、ブラック・ウィドウが背負い続けてきたのは暗殺者としての過去。本作では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間の空白期間に、アベンジャーズと離れたブラック・ウィドウが対峙していた彼女の“過去”と“家族”、そして彼女が背負い続けてきた暗殺者としての自分と決別するため“家族”と共に挑む壮絶な戦いが描かれる。

アベンジャーズ』をはじめシリーズを通して“触れてはいけない事柄”として扱われてきたブラック・ウィドウの過去。演じるスカーレット・ヨハンソンは「過去を振り返ることによって、私たちは前向きになることが出来たのよ。10年間このキャラクターを演じ続けてきたことが全て本作に向かって築き上げてきたことのように感じているわ。」と、シリーズで触れられなかった過去を振り返ることこそが彼女の物語の完結に相応しい事だと語る。

本作で描かれる過去との決別は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で自らの命と引き換えに自身が家族と呼ぶ“アベンジャーズ”と全人類の命を救った重大な決断にも繋がっており、「アベンジャーズ」シリーズは本当の意味での完結を迎える。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「アベンジャーズの見え方が変わる」と断言するブラック・ウィドウの過去が解放される本作に期待が高まるばかりだ。

映画『ブラック・ウィドウ』は7月9日(金)映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開

(C)Marvel Studios 2021

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で


作品情報

ブラック・ウィドウ

ブラック・ウィドウ

4.3
2021/7/8(木) 公開
出演
スカーレット・ヨハンソン/フローレンス・ピュー/デヴィッド・ハーバー/レイチェル・ワイズ ほか
監督
ケイト・ショートランド