クリストファー・ノーラン初の実話作品、トム・ハーディ主演『ダンケルク』9月9日公開決定

ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーランが初めて実話の映画化に挑んだ新作『ダンケルク』の日本公開日が9月9日に決定した。

ダンケルク

本作は、第二次世界大戦中の1940年5月26日から9日間、860隻の船舶でイギリス軍・フランス軍の兵士約40万人以上もの命を救った史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」の史実を描くスペクタクル・サスペンス。出演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『レヴェナント 蘇えりし者』のトム・ハーディを筆頭に、『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランスほか、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ワン・ダイレクションとして活躍していたハリー・スタイルズらが名を連ねる。

Director Christopher Nolan speaks at Warner Bros. Pictures "The Big Picture" at 2017 CinemaCon on Wednesday, March 29, 2017, in Las Vegas. (Photo by Dan Steinberg/Invision for Warner Bros./AP Images)

ノーラン監督は、1940年5月24日から6月4日の間に起こった劇的な撤退作戦に子どもの頃から強い興味を抱いてきたという。「ダンケルクとその伝説は、イギリス人なら誰もが耳にして育つ話。私たち(イギリス人)のDNAに組み込まれている。映画化は、長年心に思い描いていたことですが、自分にその準備が整っているとは思えなかった」と振り返っており、「出来る限り露わになる方法でこの物語を伝え、観客をダンケルクの砂浜へ連れて行きたかった」と言及している。

さらに、IMAX65mmとラージ・フォーマット65mm・フィルムの組み合わせで撮影に挑んだことについて「IMAXの効果を全活用して撮影するのは今回が初めてでした。ストーリーのサスペンスに満ちた状況に皆さんをお連れし、その場にいる気分に浸ってもらうには劇場公開こそが、それを実現する唯一の方法でした」とコメント。革新的作品で観客を熱狂させ続けてきたノーランが初の実話に挑んだ本作が、映画史を塗り替える新たな傑作になるのでは、と期待が集まっている。

映画『ダンケルク』は9月9日より全国公開

【CREDIT】
監督・脚本・制作:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズ
公式サイト:http://dunkirk.jp

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