『劇場版FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』初日舞台挨拶が6日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、主題歌を担当した茜屋日海夏&タカオユキのユニットPOLKA DOTSらが登壇。スペシャルシークレットゲストとして、原作者の真島ヒロがサプライズで駆けつけた。
予告されていなかった真島ヒロの登壇に、『FAIRY TAIL』ファンで埋め尽くされた満席の観客席からは大歓声が。今回の舞台挨拶で久しぶり再会を果たした真島と柿原、平野、釘宮らキャスト陣は、その再会に喜び。柿原と真島は特に仲が良く、かつて真島がイベントでフランスのパリに行った際について「フランスについてから日本にいる柿原くんに連絡して、冗談で柿原くんも来なよと言ったら本当に日本からフランスまで来たんです!」とエピソードを暴露。「しかも全額先生が払ってくださったんですよ」と真島の太っ腹具合を語り、会場を沸かせていた。
劇中の印象的なセリフについて
柿原徹也:100点満点の回答をすると全てのセリフになってしまいますが(笑)、どれか一つをあげると「俺は何に見える?」というセリフが、作品のテーマにも沿った大切なセリフでとても印象に残っています。
平野綾:柿原さんが言ったセリフは、劇中にも最初と最後で2回、言うセリフなんですよね。じつは、本日から皆さんにもお配りしている来場者特典の第1弾である「真島ヒロ先生の描き下ろしネーム本」にもそのセリフがあるのですが、先生のネーム本の最後の余白部分には、真島先生からのとても重要なメッセージも書かれているので、そこもぜひ注目して頂きたいです。
ファンに向けてのメッセージ
POLKA DOTS タカオユキ:今回主題歌を作るにあたって真島先生と実際にお会いし、お話しさせて頂きました。実際に原作の先生に会えることはなかなかないので熱い思いがこみ上げて、作品のテーマなどお話しさせて頂き本当に作曲に真摯に向き合えました。本日こうして『FAIRY TAIL』が大好きな皆さんと初日を迎えられて夢のようです。
POLKA DOTS 茜屋日海夏:中学生の時に初めて『FAIRY TAIL』の原作を読んで、当時はこんな形で関わらせて頂けるなんて思いもしなかったので、本当に不思議な気持ちです。今回主題歌を担当させて頂き、素晴らしい作品に関わる事ができて、しかも初日舞台挨拶に参加させて頂き本当に嬉しいです。
釘宮理恵:今回1年ぶりの『FAIRY TAIL』でしたが、すんなりハッピーの役に戻る事が出来て、楽しく収録できました。TV版の収録をしていた頃に、原作の真島ヒロ先生と一緒にご飯を食べに行った時がとても楽しかったのを良く覚えています。真島先生の素敵な人柄が良く分かりました!
平野綾:またこの作品でこのメンバーで初日を迎えられて本当に嬉しいです。今「ルーシィ・ハートフィリアです」と言ってウキウキしています。『FAIRY TAIL』という作品は原作の真島先生もスタッフの方々も声優陣も熱がすごい作品なので、この劇場版もファンの皆さんの熱で盛り上げて頂きたいと思います。
あと、第1弾の来場者特典の「真島ヒロ執筆劇場版原案ネーム」の余白にすごく重要なことが書かれているので、ぜひ見てください!
真島ヒロ:今回の劇場版がみなさんの目にどう目に映ったのかはまだわからないですが、面白いと思って頂けたらそれはスタッフや声優さんの力だと思うので、その人達を労って頂けると嬉しいです。
皆さんおかげでこんなにも長い間連載させて頂き、本当にありがたいです。原作の方は現在最終章で、終わりに向かっているのですが、みんなが良かったと思って頂ける終わりに向けているので、ぜひご期待ください!
柿原徹也:こんなにたくさんの方々にお越し頂き、本当にありがとうございます。長年ナツと歩んできて、ルーシィやハッピーと冒険をしてきて、劇場版まで来ることができました。TV版とは違いわざわざ劇場まで足を運んでくださる方々がいて、こんなに嬉しいことは他にありません。お越し頂いている皆さんに恥じないような作品を作ったという自信もあるので、これからもどうぞ宜しくお願いします。
『劇場版FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』は全国公開中
【CREDIT】
出演:柿原徹也 平野綾 釘宮理恵 中村悠一 大原さやか 佐藤聡美 堀江由衣
原作:「FAIRY TAIL」真島ヒロ(講談社『週刊少年マガジン』連載)
監督:南川達馬 脚本:米村正二
キャラクターデザイン・総作画監督:山田裕子
音楽:高梨康治 音響監督:はたしょう二
制作:A-1 Pictures 製作:劇場版フェアリーテイルDC製作委員会
配給:ギャガ 公式サイト:gaga.ne.jp/FT.DC/
(C)真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会