『サクラダリセット』野村周平、及川光博が“女優”平祐奈を絶賛「大物です」「泣きのシーンも楽しそうにやる」

映画『サクラダリセット』後篇 公開直前イベントが8日、都内・丸ビルホールにて行われ、野村周平、黒島結菜をはじめ、恒松祐里、平祐奈、及川光博が登壇した。

サクラダリセット

原作は、能力者たちが暮らす街・咲良田(サクラダ)を舞台に、驚異的な「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村周平)が、「リセット」の能力を持つ春埼美空(黒島結菜)と共に、2年前に死んでしまった同級生・相麻菫(平祐奈)を蘇らせるべく奮闘するさまを描く青春ミステリー。後篇では、相麻菫の再生に成功したことから始まる“能力の暴発事件”、咲良田の能力者たちを制御・監視する公的機関管理局の対策室室長・浦地正宗(及川光博)の“一掃計画”によって、街から能力がすべて消滅してしまう展開に。

サクラダリセット

大歓声で迎えられる中、前篇の公開から約2ヶ月の時を経て公開を迎える後篇について、野村は「ワクワクしてましたよ、この時を!」とハニカミ。見どころを尋ねられると、「前篇で平ちゃんの能力がわかって後篇に入っていくんですが、後篇は及川さん演じる浦地や管理局との闘いになっていくので、そこが見どころですね。ちょっと大人な映画になっています」と語った。及川も「野村くん演じる浅井ケイは頭がいいから、もう大人も顔負け。スリリングな展開になっています。若者たちがキラキラしてて、黙ってるだけでも画持ちがする。画角がキレイ!本当にみんな美しく生まれてよかったね」と続けた。その言葉に、野村は「いや本当なんですよね。そうなんですよ。画が持つ。寄りに耐えられるんです」と自画自賛してみせ、笑いを取っていた。

一方、後篇から能力を駆使して狂気をのぞかせる相麻菫を演じる平は、自身の役どころについて「天真爛漫に振舞っているけど実は複雑な内面を持っていたり、『この女の子何考えているんだろう?』ってお客さんにそう思ってもらえるように、(時には)声を高くして喋ったり、自由に動いたりして意識しました」と言及。及川との共演について、シリアスな展開だったようだが「とにかく楽しかった!!」と無垢な笑顔をのぞかせる平。及川は「大物です。緊張してる風に見えないんです。ずっと楽しそうなんだよね」と平の印象を語り、野村も「監督に指示されて、『はい!わかりました!!』って笑顔で返せる人見たことない。(監督から)『自由にやってください』って結構難しくて、それをあんなに楽しそうに演じてるのはすごいなって。泣きのシーンとかも楽しそうにやってるんです!あれは平ちゃんにしかできない」とエピソードを披露。平は恥ずかしそうに「いやいや」と恐縮しきっていた。

イベントでは、後篇からピックアップしたシーンの映像とともにクロストークが展開されるなど、野村たちはファン250人との時間を楽しんでいた。

映画『サクラダリセット』後篇は5月13日(土)全国公開

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