『いぬむこいり』オダギリジョーら絶賛、4章構成&上映時間4時間超えの有森也実主演作が5月13日公開

伝承民話「犬婿入り」をモチーフに、シニカルな風刺とエロスが入り乱れる壮大な絵巻を描いた映画『いぬむこいり』が5月13日(土)より公開される。この度、オダギリジョー、山崎ハコ、荒俣宏、黒瀬珂瀾ら各界著名人からのコメントが到着した。

いぬむこいり

『アジアの純真』『たとえば檸檬』で知られる片嶋一貴監督がメガホンを取った本作。お姫様と軍功を上げた家来の犬が結婚するという不思議な犬婿伝説の真相を追って、ごく平凡な小学校教師が“イモレ島”を訪れ、オフビートなペテン師、ゴロツキ革命家、引きこもりの元ギタリスト、犬に変身する亡命王子など、どこか狂った連中との出会いと別れを4章構成で4時間にわたって描く。

主演を有森也実が務め、犬男との異種恋愛という奇妙な関係を体当たりで艶やかに熱演。共演に、結成20周年のジャズ・パンクバンド「勝手にしやがれ」の武藤昭平をはじめ、江口のりこ、緑魔子、PANTA、石橋蓮司、柄本明、ベンガルらが名を連ねる。

オダギリジョー コメント


親友として。
この武藤昭平を見て欲しい。
この、大きなおもちゃのような映画を相手に
初期のトムウェイツを感じさせる
哀愁と可笑しみを持って
カオスに向かって見事に走り切っている。

山崎ハコ コメント


動物と人間との違いは、人間には理性がある事だと聞いた。
本能のままに突き進むのは、まさに犬畜生だと言われる事だ。
本能と理性の間で苦しむ男の姿は、もはや動物ではない。では何なのか。犬にあらず 人にあらず…。

有森也実が体を張っている!有森は「エロいのにエグくない」 裸でも何でも 儚い透明感がある。
なので色を持った周りの人達で、事態は濃くなっていく。 民話な感じの枯れた柄本おじいさえも、色っぽい。美しい日本の自然も色っぽい。
様々な欲望を持った人達は皆「エロくてエグくて残酷」
寓話、神話、民話、童話は いつも残酷さを孕んでいる。
もしかして 未来の人間達への警告かもしれない。それを無視して起こった事を「バチが当たった」と言うのかも。

それならば この映画は、斜めから警告しているのだろうか。
あと1日待てば、犬は人間の男になれた。女もあと1日待てば良かったのだ。本能を押さえて押さえて、捨てて捨てて…。
ああ、でもやっぱり待てなかった…。本能を捨てられなかった…。その瞬間から動物なのさ、人間は。とね。

崔洋一 コメント


戦闘的で頭のイカレたルイス・ブニュエルの息子が誕生した。
この不可思議なファンタジーを断固として支持する。
追憶を拒否し、すべてを革命的であると宣言する物語に驚愕。
ゲバラは言うだろう。この映画は葬送の詩ではなく、弾丸という物語だと。

荒俣宏 コメント


「そっと見たい、シークレットな作品だ。神話なきこの現代、これくらい本気で弾けて、ちょうどいい!」

黒瀬珂瀾 コメント


神話が俗世を浸食し、現実もまた伝説を呑み込む。片嶋監督が映像化したのはまさにその強烈なバトル。馬鹿げた現代に生きる私たちこそ、この四時間の旅を通じて「絶望し、更新されよ!」。犬神様の声が聞こえるだろう?

坂手洋二 コメント


ハリボテのオスプレイが墜落し、日本南島がアラブ世界と繋がる。たむらまさき映像に瞠目。柄本明の俠気、PANTAの虚無。やりたいことをやりきったはずなのに、やりきれなさに身を浸すしかない。勇気と煩悩の四時間。

映画『いぬむこいり』は5月13日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開

(C)2016 INUMUKOIRI PROJECT

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