天下人・豊臣秀吉に“花の力”で立ち向かった花僧の姿描く、野村萬斎主演『花戦さ』新ビジュアル2種

野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント映画『花戦さ』6月3日(土)より全国公開される。この度、女性向け、男性向けそれぞれに制作された2バージョンの新ビジュアルが解禁となった。

花戦さ

作家・鬼塚忠の同名小説を映画化した本作は、16世紀後半の戦国時代を舞台に、時の天下人・豊臣秀吉の圧政に苦しめられていく町衆を救うべく、京都の花僧・池坊専好が単身立ち向かう姿を描く痛快エンターテインメント。花を生けることで、戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に野村萬斎、天下人・豊臣秀吉役に市川猿之助、織田信長役に中井貴一、前田利家役に佐々木蔵之介、茶人・千利休役に佐藤浩市が名を連ねるほか、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、竹下景子が共演する。

花戦さ

ユリの花を手に持ち、萬斎扮する専好が決意を胸に、まっすぐに前を見据えている横顔が印象的なビジュアルは、女性に向けて制作されたもの。大きなユリの花がインパクトとなっており、全体的に淡い色使いは、専好が花や人々のことを想い、深く愛する温かい気持ちを表している。一方で、そんな心優しき専好が、唯一無二の友である利休の無念を晴らすため、己の命を懸けて秀吉に挑む、力強い表情も表現した。

花戦さ

もう一方のバージョンは、男性に向けて制作されたもので、映画でもキーとなっている登場人物、織田信長(中井貴一)や秀吉(市川猿之助)、前田利家(佐々木蔵之介)といった名だたる戦国武将たちの思惑や、利休に起こる苦難を重厚感のある表情で見せた。また、そんな武将たちの渦中で、自分の生き方に悩み、友の死に直面したことで、秀吉と一世一代の大勝負を決意した専好を、目に強い光を宿した精悍な顔つきで表現。「友(利休)の無念、我が命に懸け秀吉に挑む!秘策あり」というコピーが表す通り、専好の並々ならぬ決意が伺いしれるビジュアルとなっている。

映画『花戦さ』は6月3日(土)より全国公開

【CREDIT】
出演:野村萬斎 市川猿之助 中井貴一 佐々木蔵之介 佐藤浩市 高橋克実 山内圭哉 和田正人 森川葵 吉田栄作 竹下景子
脚本:森下佳子 原作:鬼塚 忠「花戦さ」(角川文庫刊)
音楽:久石譲 監督:篠原哲雄
配給:東映

©2017「花戦さ」製作委員会

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で