映画『ちょっと今から仕事やめてくる』先行プレミアム上映会が21日、都内・イイノホールにて行われ、コブクロ(黒田俊介・小渕健太郎)が1年半ぶりとなるニューシングルで本作の主題歌「心」を生披露。サプライズで福士蒼汰、工藤阿須加が駆けつけた。
累計発行部数50万部を突破した北川恵海の同名小説を『八日目の蝉』『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』の監督・成島出が映画化した本作は、ブラック企業に務める青年・青山隆と、疲労のあまり倒れそうになる彼を救った謎の青年・ヤマモトの出会いから物語が展開される。大阪弁でいつも笑顔を絶やさないヤマモトを福士蒼汰が、就職した会社のノルマとパワハラによって心身ともに疲弊した青山を工藤阿須加がそれぞれ演じる。
大歓声で迎えられる中、黒田が「ボーカルの福士蒼汰です」と挨拶すると、会場からは笑い声が。昨年の年末に本作を鑑賞して作ったという主題歌「心」を、小渕が「宇宙生披露です!」と会場を沸かせ、オーケストラとともに生披露。2人の歌声に観客が酔いしれる中、MCから「実は...今の生歌を聴いたのは会場にいる皆さんだけではないんです!」と紹介があり、福士と工藤が舞台袖からサプライズ登場。
あまりの大歓声に、黒田は「もう嫌!俺もキャーキャー言われたい!!ちょっと今からコブクロやめてくる!」と転げていた。福士は「コブクロの黒田です!」と茶目っ気たっぷりに挨拶し、「コブクロさんの大ファンで、『太陽』という曲とか、『Million Films』もよく聴いています」と笑顔。小渕は「2曲とも僕がサビ歌ってるやつだ!」と喜んでいた。工藤も「本当に感動しました!家族全員がコブクロさん大好きで、よく父が寝る前にCDかけて、朝までずっとかけっぱなしなんです!大好きです!」と感激していた。
実際に会社員経験のある小渕は、工藤の演技に「怒られている時のあの悲しそうな目。あれリアルですよ!本当にああなりますよ!心が折れて、心ここに在らずみたいな表情でした。素晴らしいなと思いました」と絶賛。本作で大阪弁に苦労したという福士が「本番ギリギリまで講師の方についてもらって...」と振り返ると、黒田は「大阪弁すごく良かった!でも、大阪にこんなシュッとした人いない(笑)あんなに大阪弁綺麗に喋ってるのはすごいなと思いました」と太鼓判を押していた。
イベントでは、「ちょっと今から〇〇やめてくる」とのお題がコブクロの2人に投げかけられた。中でも黒田は「ちょっと今から睡眠時無呼吸症候群やめてくる」と明かし、飛行機内で睡眠しているところ、CAに何度も「お食事どうなさいますか?」と聞かれたようで、「さっきも『要りません』って断ったのにと思っていたら、隣の男性がすごいいびきかいてたんです。同じようにその方に『お食事どうなさいますか?』って聞いてて。『いびきかいてますよ』って言ったら失礼でしょ?すごく遠回しに優しく注意してくれてたんです!」とエピソードを披露。「その時から僕は睡眠時無呼吸症候群を止めるために、マウスピースを買いました」と明かしていた。
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は5月27日(土)より全国東宝系にて公開
©2017『ちょっと今から仕事やめてくる』製作委員会