『パイレーツ・オブ・カリビアン』プレミアがパリ&LAで開催!ジョニー・デップ、オーランド・ブルームら集結

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のプレミアイベントが世界各国で開催され、ジョニー・デップらのコメントが到着。あわせて本編映像も公開された。

パイレーツ・オブ・カリビアン

死神サラザールの手下がダンス!ヨーロッパプレミア@ディズニーランド・パリ


ディズニーランド・パリ内 “眠れる森の美女の城”の前に作られた特設ステージでの開催となったヨーロッパプレミア。晴天の会場には「パイレーツ・オブ・カリビアン」の象徴的なアイコンであるスカルの海賊旗がたなびき、ジャック・スパロウへの復讐に燃える海の死神サラザールの手下たちが姿を現し、映画さながらの風貌で登場した。彼らは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』を代表する楽曲「彼こそが海賊」にあわせて旗や剣を持ちながら息の合った華麗なダンスを披露した。

パイレーツ・オブ・カリビアン

 

ヨーロッパプレミアには、カリーナ役のカヤ・スコデラリオも登壇。エリー・サーブによるデザインの黒字のメッシュ素材にカラフルな刺繍が施されたAラインのチュールスカートドレスに身を包んだカヤ。モデル業もこなす抜群のプロポーションでプレミアに花を添えた。本作のイベント初登場となったカヤは「カリーナというキャラクターの個性をしっかり出したいと思って演じた。それができたと思っている。」と自信を見せ、ジョニーとの共演について「彼のユーモアとウィットについていくのは大変だったが楽しかった!」と本作に出演できた喜びを口にした。

パイレーツ・オブ・カリビアン

全米公開目前!USプレミア@ドルビーシアター


全米公開を8日後に控えた5月18日、ロサンゼルスのドルビーシアターでUSプレミアが開催された。ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオらキャストが登壇したほか、ケヴィン・R・マクナリー(ギブス役)や、マーティン・クレバ(マーティ役)ら、ジャック船長率いるブラックパール号のおなじみの船員たちも集結した。

パイレーツ・オブ・カリビアン

ジョニー・デップは「ジャック・スパロウの素敵なところは、何か聞かれてもすっとぼけたり、無責任にふざけたり、みながしたくてもできないそんなようなことを堂々と出来る役であるのが素晴らしいんだ。」と役柄についての魅力を語り、「これで最後?とちょっと思いつつ撮っていたけれど、自分の中にはいつだってジャック・スパロウがしっかりと生きているのを感じていますね。」とジャック・スパロウというキャラクターが自身にとっていかに重要な存在であるかを明らかにした。

ヨーロッパプレミア in パリ【コメント集】

ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ役)


「ジャック・スパロウについて」この役は、ぼくにとって、いつでも楽しいことばかりだよ。演じていて、とても楽しいキャラクターなのさ。このキャラで、好きなだけ遊んだり、馬鹿をしたりさせてもらっているしね!

「登場キャラクターたちについて」毎作とも新しい要素が加わって、素晴らしいよね。ジェフリー・ラッシュの演じるバルボッサとぼくの演じるジャック・スパロウは、言ってみれば、いつも口げんかばかりしている夫婦のような関係があるかな?

「ハビエル・バルデムについて」ハビエルが、この(サラザール)役でした演技はまったく素晴らしいもの。このキャラクターが、いかにして今のサラザールになったかを見事に描き出し、この悪役に対しても観客が共感できる部分を産み出すという、素晴らしい演技をしてくれました。

カヤ・スコデラリオ(カリーナ・スミス役)


「シリーズに新たに加わったことについて」大きな責任であるということを真剣に受け止めましたが、同時にわたしなりにシリーズに新しいものを持ちこみたいとも考えました。自分の演じるキャラクターを個性のしっかりした女性にしたいと思い、それが出来たとも思っています。

「シリーズのファンとしての思い出」ファンでした。自分がとても小さい時に見たのですが、映画の中のファンタジーな世界をリアルなものに思った最初の映画で、見終わった後に母に、いったい全体どうやったらあんなのを撮影できるのか思わず聞いたぐらいでした。

「自分の演じるキャラクターについて」彼女が、本作の作品世界のファンタジーな部分を最初は容易に信じないところが素敵ですね。彼女は、科学的なひとですから、事実をひとつひとつしっかり検証しながら物事を積み上げて考えていく。彼女の存在は、本作に面白い要素を与えていると思います。

「本作を単語3つで表現すると?」まず、とにかく楽しいということ。あとは、「濡れた」ということ。わたしの役演じるキャラクターは、ずぶぬれになるシーンが多いんですよ。あとひとつは、「お猿さん」。お猿さんがらみの面白いことが、とにかくたくさん。

「ジョニー・デップについて」とにかく素晴らしい俳優さんです。ジョニーのユーモアとウィットについて行くのは大変でしたが、すごく楽しくもありました。

「ディズニーランドパリを訪れて」素晴らしいです!実はこれまでディズニーランドに行ったことがなかったので、文字通り初ディズニーランドになりました。子供の頃から、母にずっとせがみ続けてきてはいたのですけれどね。なんか信じられない気分です。

「本作の見どころ」観客のみなさんに、とても楽しんでいただけると思います。アクションいっぱい、スタントも素晴らしいですし、とにかくワクワク出来る作品になっていますよ。

ブレントン・スウェイツ(ヘンリー・ターナー役)


「パイレーツシリーズに加わって」とても幸運に思っています。観客にとってまだなじみのない物語の新しい映画に出演する場合のような緊張感はまったくなく、世界的にすでに愛されて大きなファンベースを持っているシリーズですからね。その“リブート”版に今回キャスト入りさせてもらえて、とてもうれしく思っています。

「自分の演じるキャラについて」わたしの演じるキャラは、父親を助けたいという思いでいっぱいです。本作の冒頭では少年として登場し、このままでは父親が呪いから決して自由になることはないことを知ります。若いヘンリーは、ただひとつだけ父を解放できる宝物を絶対探し当てることを決意し、これが本作の物語を動かす中心のテーマになります。

「本作に出演した感想を単語3つで」冒険であり、挑戦であり、楽しかったです!

「本作の見どころ」これほど見事な撮影セットもなかなかありませんし、目を見張るビジュアルにもなっています。物語とアクションは2時間ワクワクし通し、決してペースが落ちませんから、席を離れてトイレに行く暇はありませんよ。映画の始まる前に、トイレは絶対済ませておいてね!

「ハビエル・バルデムについて」ハビエルは、まったく素晴らしい俳優さんです。映画史上、これほど恐ろしげな演技が出来る俳優さんは滅多にいないでしょうね。ハビエルが本作に出ると聞いてから、彼のこれまでの仕事をいろいろ拝見させていただき、ぼくの中でもどんな演技をしてくれるのか期待させていただいていたのですが、ハビエルは、そんなぼくも含めてキャストのみんなの予想をさらに上回る驚くべき演技をしてくれました。

オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー役)


「再びウィル・ターナー役を演じることについて」素晴らしいことです。シリーズ最初の3作の撮影には、懐かしい思い出がたくさんあります。俳優としてのぼくのキャリアにとってもとても重要な作品たちであり、ぼくの人生を変えたと言えます。本作では、ウィルのキャラクターを物語の中に再導入するのにあたって、どうするのだろう?と、当初思っていたところもあったのですが、とてもしっくりする素晴らしい形でそれを果たしてくれました。ウィルは、本作の冒頭と最後で登場して、物語の“ブックエンド”役を果たします。シリーズ最初の3作で自分がそうしたのと同じような“父の子”の物語として、今度はウィルが息子を冒険に送り出すことになります。

「このシリーズが愛される理由」10年前には出来なかった特殊効果がいまではさらに発達して可能になり、とても素晴らしいビジュアルになっているところも、これまた素晴らしいところですね。

「ディズニーランドパリでのプレミアについて」素晴らしいことです。ずっとパリのディズニーランドは訪れたいと思っていました。ぼくはフランス映画が大好きですし、パイレーツシリーズをフランス人のひとたちはとても熱心に愛してくれていますので、ここでプレミアをするというのはとてもふさわしいことじゃないかと思っています。

「本作の見どころ」シリーズ各作の中で、多くのファンにとって一番のお気に入りとなるとシリーズ第1作ではないかと想像しますが、本作はその第1作の雰囲気を呼び戻す感じになっていると思います。物語自体は、捻り過ぎておらずシンプルな直球勝負、ビジュアルは素晴らしいし、ジョニーはいつものジョニーらしさをふんだんに見せてくれています。

「ジョニー・デップについて」本作ではジョニーと一緒に絡む場面はないのですが、ジョニーの演技を見るのはいつだって素晴らしいことです。ジョニーは人間としても素晴らしいし、彼の演技を見るのがわたしは大好きですよ。

「本作を単語3つで表現するなら?」アクションに満ちていて、冒険がいっぱい、そしてとにかく楽しい!

USプレミア in ロサンゼルス【コメント集】

ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ役)


キャプテン・ジャックというキャラクターは、ぼくにとってとても居心地のいい役にもうなっているんだ。ある程度長くひとつの役を演じていると、最初の頃はともかく、もう自分の一部になっているようなものだからね。これは他のキャラクター(を演じる俳優)にとっても同じだはと思うけれど。

ジャック・スパロウの素敵なところは、普通ひとが日常生活でとてもできないような言動が出来ること。何か聞かれてもすっとぼけたり、無責任にふざけたり、みながしたくてもできないそんなようなことを堂々と出来る役であるのが素晴らしいんだ。

本作に対する観客の反応が素晴らしくて、とてもうれしいよ。

既存のキャラクターたちの新しい側面を取り入れたりして、観客のみなさんに新鮮さを失わない映画をお届けできるように、みんなで頑張ったからね。

ハビエル・バルデムはとにかく素晴らしいし、ジェフリー・ラッシュやケヴィンも再び登場する素晴らしいキャストに加えて、監督にも素晴らしい仕事をしていただきました。

もしかしたら(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの映画が)これで最後?とちょっと思いつつ撮っていたけれど、自分の中にはいつだってジャック・スパロウがしっかりと生きているのを感じていますね。

カヤ・スコデラリオ(カリーナ・スミス役)


多くのひとたちに喜びを与える映画に出演できて、とても栄誉に感じるとともに、大きな責任も感じています。何か新しいものをシリーズに持ち込もうと考え、また自分が演じるキャラクターを印象的なものにしたいと思いましたし、それが出来たと自負していますよ。

新しいストーリーラインと新しいキャラクターを、シリーズの作品世界に違和感なく上手に導入できたと思います。自分が演じるカリーナは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの中で最も”強い”女性なのではないかと思っています。舞台となる時代としてはとても”進歩的な”女性で、天文学者であり、助けを待つしか能のない”お姫様”では決してありません。

わたしにとっては、ハリウッド映画のプレミアはこれが初めて。夢ではないかと、頬をつねってばかりいますよ。信じられない気分です。

世界中の誰でも楽しめる映画だと思います。プロモーションで世界中を回っていて、それはひしひしと感じますね。どんな背景を持つひとでも楽しめる映画です。

ブレントン・スウェイツ(ヘンリー・ターナー役)


ぼくは14歳の頃から『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの映画を見ているファンでした。当時としてはとても新鮮で、コメディあり、ワクワクあり、様々なジャンルの要素を詰め込んだ映画でしたからね。ぼく個人は、当時流行のアメコミものなどよりは、ジム・キャリーやロビン・ウィリアムズの映画、あるいはヨーロッパシネマや英国映画のほうのでしたが、そういった様々なジャンルの映画の要素も一緒にたくさん詰まった映画でした。そうやって、子供時代に大ファンだったシリーズに自分が出演するなんて、とても感無量ですよ。

そう、ぼくも、あんな感じに「ジャック・スパロウ」の恰好をして叫びながらサインをねだっているようなファンでしたよ。

ともあれ、ハビエルのようにアカデミー賞受賞俳優にして既に押しも押されぬ世界的スターはともかく、新たにキャストに加わったカイヤやぼくのような若い俳優は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のように世界的に人気のあるシリーズに加わることが出来て、とても幸運だと思いますよ。

これまでに、まず上海で素晴らしい中国プレミアがあり、それからパリで・・・

(背後の声に対して振り向き)あれ、マグの中にラム酒は本当には入っていないよね?

ともあれ、中国から、パリでの欧州プレミア、そして今日はロサンゼルスでの米国プレミアです。

本作は、ファンが特に愛したシリーズ初期の原点に立ち帰ってキャラを描くこと、特に「父と子」のテーマに重点を置いた作品になっています。ぼくが演じるヘンリーというキャラクターは、本作において、ほぼ全編通じて父を救うことだけで頭が100%いっぱいのキャラクターです。本作では、ディズニーならではの、勇気とモラル、そして家族愛というテーマが色濃く『パイレーツ・オブ・カリビアン』に戻ってきた感じがして素晴らしいと思っています。

オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー役)


(ファンの反応が)素晴らしいですね。本作への出演依頼の話を受けてもちろん前向きだったのですが、ぼくの演じるキャラクターをどうやって再登場させたら嘘くさくなく良い感じになるのだろう?とは最初思っていたところはちょっとありました。しかし、その答えは簡単で、本作ではとてもしっくりする形になっています。

ぼくの演じるウィルが9歳になる自分の息子を観客に紹介する形で本作は始まるのですが、その後ウィルは、自分を救出する冒険にその息子ヘンリーを送り出すことになります。これは、シリーズ最初の3部作でウィルがしたことを、鏡に映したような形になっています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』に対するファンの愛を感じますね。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズはこれで5作目、ぼくはそのうち4作に出演していますが、これから先も『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの映画を作る余地があるかどうか考えると、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のみならず、子供はハロウィンとかで海賊の恰好をしたりするのが大好き、海賊という物語伝説に心惹かれているというのがよく見て取れますよね。

それに加えて『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ディズニー映画であること、ジョニー・デップが出ていること、素敵な冒険物語にスラップスティックコメディを散りばめた素晴らしい脚本、誰にも負けない素晴らしいビジュアル・デジタル効果と、何もかも揃った完璧なパッケージですからね。だから、まだまだこの形で行けるような気はします。

ぼくの息子も『パイレーツ・オブ・カリビアン』が大好き。自分の子供が大好きな映画に出演するというのは、とても嬉しいことですよ。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より全国公開

【CREDIT】
監督:ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/ハビエル・バルデム/ブレントン・スウェイツ/カヤ・スコデラーリオ/ジェフリー・ラッシュ ほか
原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales  全米公開:2017年5月26日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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