俳優人生20年、藤原竜也がハワイでファンに感謝の告白「ここまで続けて来れたのは皆さんのおかげ」

俳優の藤原竜也がハワイでファンクラブイベントを開催。伊藤英明とW主演を果たした映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-を引っさげ、俳優人生20周年を迎える記念すべき節目をファンと共に祝った。

22年目の告白

ファンへの感謝を込めた『22年目の告白 -私が殺人犯です-』限定特別上映会を開催し、20年間、藤原を見守り続けてきたファンは「今回の役は特別!」と口を揃えて大絶賛。野村周平、入江悠監督ら豪華キャストからもお祝いのコメントメッセージで祝福された。殺人犯など悪役が多く、クズ俳優と言われることが多い藤原だが、ファンを大切に想う気持ちは人一倍強い。実は1999年のファンクラブ発足から、ほぼ毎年ファンクラブツアーを開催し、今年で17回目を迎えた。「ファン一人一人と直接会って感謝を述べたい」という藤原の強い思いからツアーを開催している。

22年目の告白

上映後にファンの前に姿を現した藤原は「映画どうでした?早くみんなの意見が聞きたい」と反応が気になる様子。会場のファンからは鳴り止まないほどの大きな拍手が起こり、長年のファンも納得の作品に仕上がったようだ。ずっと藤原の活躍を見守ってきたファンは「藤原さんの手がすごく好きで、今回“首を絞めるシーン”の手がすごく美しく綺麗でしたが何か意識されたんですか?」というマニアックな質問がいきなり飛び出す。藤原は「すごい所を見てますね(笑)とくに意識はしていなかったですが、監督が上手く演出してくれたんだと思います」と照れ笑い。

共演者の話になると、W主演ではつ子所以となった伊藤英明とのタッグに「本当に熱い男なんですよ」と語り始める。「屋上での撮影があったんですね。その時、東京タワーが見える角度と決めて撮影する予定が、伊藤君が『普通は反対側じゃない?』と耳打ちしてきたんです。それなら『監督に言ったらどうですか?(笑)』と答えたら『迷惑かけてるから竜也が言ってよ(笑)』と。だから僕が監督に事情を説明したら監督は優しいから撮影の位置を変えてくれて。でも照明とかセットとか組んでるから大変だったんですよ。しかもそれが朝の4時、5時だからね(笑)」とファンにしか言えない、伊藤の困惑(?)エピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。

22年目の告白

さらに、藤原にはサプライズで共演した野村周平、入江監督から20周年をお祝いするコメントメッセージが到着した。まず野村は、藤原のイメージについて「『デスノート』や『カイジ』のイメージが強いです。実際にお会いして優しい方だと思いました」と役柄とのギャップを告白。今後また共演するならと聞かれると「映画『デスノート』を一緒にやってみたいです。その時は、藤原さんはデュークで、僕はライトで」とまさかの『デスノート』での共演を希望していた。続けて「藤原さん、芸能生活20周年おめでとうございます。僕も一緒にハワイに行きたかったです(笑)日本に帰ってきたらぜひ一緒においしいもの食べに行きたいです!」と先輩の門出を祝福していた。

藤原とは2度目のタッグとなる入江監督は「とても可愛い方。同世代で、男同士ですが(笑)人間としてとても魅力のある俳優さんで、待ち時間のたたずまいもピシッ!としていて現場もしまるし、「さすが座長!!」という感じでした」と藤原の魅力を改めて紹介。藤原のスゴい所を聞かれると「女性の首を容赦なく絞めるところ」と衝撃告白に会場からは笑いが起きた。「前回ご一緒したドラマでも今回でも首を絞めてもらっているんですが、絞められている人に聞いてみると、『全然痛くないです』とおっしゃっていた。きちんと絞めているように見えるのにすごい」と、藤原にとっては恒例(?)の首絞めシーンに監督も圧倒された様子。「おたがい年をとって次は40代の時に面白い仕事をしましょう。その時は、また首を絞めてください(笑)」と再タッグを誓っていた。

22年目の告白

最後に多くのファンに向けて一人一人に直接感謝を伝えた藤原。「冷静に舞台や映画を見て応援してくれて長い間多くの人に支えて頂いた。面白い作品に出てもっと喜んでもらえたら嬉しい」と目標を誓い、20周年の節目の年に新しい誓いを述べ、大盛況の中イベントは終了した。

ファンクラブツアーでは他にも、藤原が一人一人にレイを首にかけてプレゼントしたり、ハワイの海を背景に集合写真を撮ったりするなどたくさん触れ合い、ファンも藤原も至福の時間を共に過ごした。藤原は「ありがたいです。15歳でデビューしてここまで続けて来れたのも皆さんのおかげですし、今回は『22年目の告白』とコラボしたツアーということもあって、みなさんにいち早く映画を見て頂けて嬉しいです」とファンへの熱い思いを告白した。

17回全てに参加しているというファンは「デビュー当時から見守っていて、感慨深いです。今回は20周年だから絶対に参加しないといけないなと思い参加しました。ツアーの1回目から娘と一緒に参加して、娘が結婚して、たっちゃんがデビューした時に初孫が生まれてもう20歳です」と、まるで息子の成長を見守るようにファンにとっても大切な思い出になったよう。映画を見たファンは「見事に騙されました。こんな役だと思わなかったです」と最新作の曾根崎の魅力を熱く語っていた。

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』は6月10日(土)より全国公開

【CREDIT】
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル
製作幹事・共同企画:日本テレビ放送網
企画・制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:www.22-kokuhaku.jp

©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

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