累計発行部数580万部以上を誇る歴史小説の大家・司馬遼太郎の名作「関ヶ原」を、岡田准一主演、役所広司、有村架純共演で映画化した『関ヶ原』が8月26日(土)に公開される。この度、映画公式サイトにて本ビジュアルが解禁となった。
本作は、「国取り物語」「新史太閤記」と並ぶ“戦国三部作”であり、「覇王の家」「城塞」と並ぶ“家康三部作”のひとつでもある司馬遼太郎原作の戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを描く。1981年にTBSでドラマ化され、司馬遼太郎作品の実写映画化は1999年公開『梟の城』以来18年ぶり。
己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”石田三成を岡田准一が演じ、豊臣秀吉亡きあとの天下取りに野望を抱き、三成と相対する徳川家康役に役所広司、三成の下で忍びとして愛し支え続ける初芽(はつめ)を有村架純が演じる。共演に平岳大、東出昌大、中越典子、北村有起哉、伊藤歩、音尾琢真、和田正人、滝藤賢一、キムラ緑子、西岡徳馬、松山ケンイチ、壇蜜らが名を連ね、監督を『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』の原田眞人が務める。
映画公式サイト(http://sekigahara-movie.com/)にて解禁されたのは、鉄砲隊や騎馬隊が入り乱れる戦火の中、【「愛」と「野望」、激突!】のコピーとともに、これから始まる一世一代の戦を前に、甲冑を身に纏い真剣な眼差しをうかべる岡田扮する石田三成と、役所広司演じる徳川家康を中心とする世紀の合戦「関ヶ原」へと挑んだ者たちが一同に介したビジュアル。
原田監督は、25年もの長きにわたり熱望し続けた「関ヶ原」を映画化したことについて、「【関ヶ原】は司馬遼太郎合戦文学の傑作です。映画化ミッション・インポッシブルの世界でもあります。しかし、天下悉く利に走るとき、理念をもって流れと逆しまに走った男たち女たちの合戦を映像化するのは、この混迷と理不尽の時代を生き抜くための『正義』であると、サンチョパンサを従えたドンキホーテのように老骨背筋を伸ばして考えました。正義とは一言で言えば、人間の価値です。石田三成のテーマ『大一大万大吉』とは人類として、個人として、人間として生きるための指針なのです。三成は『今』を生きています。それが波乱万丈戦国絵巻の気と心です。演技合戦、合戦映像、合戦音楽、すべて勇壮超一級。大画面大音響で、存分に斬り結ばれよ!」と本作に対する想いを寄せている。
映画『関ヶ原』は8月26日(土)より全国公開
※司馬遼太郎の「遼」の字は「しんにょう」に二点が正式表記
【CREDIT】
出演:岡田准一 有村架純/役所広司
監督・脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎「関ヶ原」(新潮文庫刊)
製作:「関ヶ原」製作委員会 製作プロダクション:東宝映画/ジャンゴフィルム
配給:東宝 アスミック・エース
公式サイト:http://sekigahara-movie.com/
©2017「関ヶ原」製作委員会