芸術家アルベルト・ジャコメッティが最後の肖像画に挑んださまを描く『Final Portrait(原題)』2018年1月公開

没後50年を過ぎ、今世界で再び注目されている芸術家アルベルト・ジャコメッティが最後の肖像画に挑んださまを描いた映画『Final Portrait(原題)』が2018年1月に日本公開されることがわかった。

Final Portrait

プラダを着た悪魔』など俳優としても活躍しているスタンリー・トゥッチによる監督5作目にあたる本作。トゥッチは、昔から大ファンだった芸術家アルベルト・ジャコメッティをテーマにした最初の脚本を10年以上前に完成させており、それ以来温められていた本企画が、ジャコメッティ没後50年を迎えた昨 年に撮影をスタートした。映画は、最後の肖像画を制作する過程で苦悩する芸術家としてのジャコメッティの姿を描く一方で、周囲の人々との関係から見えてくる彼の意外な素顔を描き出す。

Final Portrait

芸術家アルベルト・ジャコメッティ役に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのバルボッサ役で知られるジェフリー・ラッシュ、彼のモデルとなるジェイムズ・ロード役を『ソーシャル・ネットワーク』『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが演じる。

6月14日(水)より国立新美術館を皮切りに開催される大回顧展「ジャコメッティ展」では、初期から晩年までの彫刻・油彩・素描・版画など、選りすぐりの約130点の作品が展示される。詳しくは展覧会ホームページまで(http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

ジャコメッティ展
「ジャコメッティ展」展示作品 ≪歩く男Ⅰ≫

映画『Final Portrait(原題)』は2018年1月よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開

【CREDIT】
監督・脚本:スタンリー・トゥッチ
出演:ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー
配給:キノフィルムズ
公式サイト:finalportrait.jp

© Final Portrait Commissioning Limited 2016

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