狂気のカムバック！首を骨折したプロボクサーの壮絶な実話描く『ビニー／信じる男』新ビジュアル＆本編映像

2017年6月14日

世界のスポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指したボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの感動の実話を映画化した『ビニー／信じる男』が7月21日（金）に全国公開される。この度、新ビジュアルと本編映像が解禁となった。

『沈黙-サイレンス-』の巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮、『セッション』のマイルズ・テラーが主演を務め、徹底した役作りでビニー・パジェンサを熱演した本作。世界ジュニアミドル級のチャンピオンに輝いた自惚れ屋ビニーが、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負いながらも、どん底から王座奪還を目指すさまを描き出す。ベン・ヤンガーが脚本・監督を、『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンがプロデューサーを務める。マイク・タイソンを世界チャンプに押し上げた伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役のアーロン・エッカートが共演に名を連ねる。

解禁された新ビジュアルには、マイルズ・テラー扮するビニー・パジェンサが計量に向かうシーンが収められている。ヒョウ柄のガウンに身を包み、気合の入った表情で歩くビニーの姿からは、死の淵から蘇った狂気をも感じさせる。中央に大きく入る原題の「BLEED FOR THIS」は直訳すると「このために血を流す」だが、本作では「命を懸けて戦う」という意味を表す。

あわせて公開された本編映像は、自分を信じ続けトレーニングを積んだビニーが、死の淵からリングにカムバックし、“石の拳”の異名で世界を震撼させたロベルト・デュランとの死闘を捉えたもの。アーロン・エッカート演じるケビンがセコンドに付き、劣勢に追い込まれたビニーに声をかけるシーンも確認できる。