『ちはやふる –結び-』広瀬すず、野村周平ら“かるたの聖地”近江神宮に集結!新田真剣佑は改名理由明かす

広瀬すずが主演を務める映画『ちはやふる -結び-』の撮影が、5月7日(日)から始まり、前作同様“かるたの聖地”と呼ばれる近江神宮(滋賀県大津市)での撮影が5月29日(月)からスタート。その近江神宮で6月13日(火)に『ちはやふる –結び-』キャスト、監督の取材が行われた。

ちはやふる

“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、累計発行部数2000万部(既刊34巻)を超える末次由紀原作の大人気コミックス「ちはやふる」を2016年に2部作構成で映画化。続編では、前作で映画初主演を果たした広瀬すずをはじめとする主要キャストが再集結し、前作から2年後の主人公・綾瀬千早をはじめとする、瑞沢高校 競技かるた部員やクイーンらの成長を描く。

主演に、前作『ちはやふる -上の句・下の句-』で映画初主演を務め、『怒り』『四月は君の嘘』『チア☆ダン』など話題作に次々出演。第40回日本アカデミー賞では、優秀主演女優賞、優秀助演女優賞をW受賞し、今後も主演作の公開が目白押しの広瀬すず。前作で主要キャラクターを演じた野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優らが再集結する。監督・脚本を、前作に引き続き小泉徳宏が務める。

続編より新たに登場する新キャストに、太一(野村周平)に一目惚れをして、瑞沢高校・競技かるた部に入部した、恋に恋する恋愛体質の新入生・花野菫役に優希美青、同じく瑞沢高校・競技かるた部に入部した、新入生・筑波秋博役に佐野勇斗(M!LK)、映画オリジナルキャラクターであり、千早のライバルで現役準クイーン・我妻伊織役に清原果耶、原作において重要キャラクターである、史上最強の名人・周防久志を賀来賢人が演じる。

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近江神宮では毎年、競技かるたの頂上決戦である「かるた名人位・クイーン位決定戦」や、「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」(通称“かるた甲子園”)が開催され、“かるたの殿堂”“かるたの聖地”と呼ばれている名所。前2部作でも多くのシーンを近江神宮で撮影した。続編でも、名人・クイーン戦をはじめ、重要なシーンの撮影が近江神宮で行われている。

広瀬すず(主演/綾瀬千早役)コメント


ちはやふる

続編決定を聞いたあの時は、人生最大のうれし泣きでした。かるたの練習が始まると、畳のにおいがなつかしくて「帰ってきたんだな」と思い、足の甲をすりむいたりするとスイッチが入りました。緊張して寝られないことなどないのに、クランクインの前日に、楽しみすぎて初めて寝られませんでした。瑞沢かるた部の部室のシーンを撮影して、やっぱり部室は自分たちの場所で、撮影が楽しくて終わってしまってさびしいなと思いました。そんな気持ち、初めてでした。

(新メンバーの優希美青や佐野勇人について)明るくてノリもいいので、すぐ打ち解けました。瑞沢かるた部が一段と大きくなったようで、2人に助けられています。

(お詣りについて)10代はあと1年。(千早は)今しかできない役です。初主演をした、自分の中で大きな役であり、大きなこの作品が、みなさんのそばにずっと寄り添う映画になったらいいな、と。落ち込んだり行き詰まったりした時に、そばにいてくれるような映画になったらいいな、とお願いしました。

野村周平(真島太一役)コメント


競技かるたはすごいスポーツで、2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました(笑)。忘れてるかなと思ったら、忘れてなかったのがビックリしました。

前作はテイストも若かったですが、今回はみんな大人になってしっかり仕事をしてると思いました。みんな、いろんな作品に出て、成長が見られて、レベルアップした『ちはやふる』が見られると思います。

(共演が多い)賀来(賢人)さんは抜群の安定感があります。お芝居もプライベートも尊敬できる先輩で、周防名人が賀来さんで本当によかったと共演して思いました。

新田真剣佑(綿谷新役)コメント


(撮影に向けて)大好きなかるたがまたやれると思いました。海外にもかるたを持って行って『パシフィック・リム』の劇中でも使ってしまいました。体型も新に戻したくて、11kg落としました。

(改名について)『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品なので、綿谷新からとった「新田(あらた)」という名字を使わせて頂きました。(原作の)末次先生にツイッターのダイレクトメッセージで「名字を探しているんですけど、新を使ってもよろしいですか」と聞いたら、先生から「新を使ってくださるんですか。ぜひぜひよろしくお願いします」と返事を頂きました。また「初心忘るべからず」という事も考えて「新田」にしました。

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小泉徳宏監督 コメント


みんな、かるたを意外と忘れてなかったですね。しかも、前よりも気合いが入ってました。気合いの入り方が尋常なく、絶対負けない感がにじみ出てて、これぞ『ちはやふる』だなと感じました。

基本みんな変わってないのですが、2年分の時間はありましたね。遊んでいるように見えるんですが、そこはかとない緊張感というか、モードが違う自分を残したまま遊んでいるようで、そこが前回と違うところですね。

映画『ちはやふる -結び-』は2018年公開

企画・製作:日本テレビ
制作プロダクション:ROBOT
配給:東宝 協力:一般社団法人全日本かるた協会
公式サイト:http://chihayafuru-movie.com/

© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会 © 末次由紀/講談社

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