『劇場版ポケモン』中川翔子、“ゲームプレイ時間300時間越え”本郷奏多とバトル約束!「ボコボコにしたい」

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』公開アフレコが15日、都内・アオイスタジオにて行われ、本郷奏多(ソウジ役)、佐藤栞里(マコト役)、山寺宏一(マーシャドー役)、中川翔子(ジョーイ役)、古田新太(ボンジイ役)らが出席した。

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1997年に公開された劇場版第1作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』から20年、今年の4月1日(土)にテレビアニメの初回放送から20年目を迎えた「ポケットモンスター」シリーズ。本作で描かれるのは、今や最高のパートナーであるサトシとピカチュウの出会いのエピソード。自分に懐かないピカチュウを相手に手を焼くサトシが、冒険を続ける中で徐々にピカチュウとの絆を深め、やがて本当のパートナーになっていく物語が描かれる。

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シリーズ20作連続出演となる山寺、11作目の出演を果たした中川をはじめ、本郷・佐藤・古田とそれぞれに実力をのぞかせた公開アフレコ。囲み取材に同席した湯山邦彦監督から「クールで知的、それでいて内に熱いものを秘めたソウジを上手く表現してもらいました。このまま実写にしてもイケそうなくらい」とお墨付きをもらった本郷。その言葉に「有り難きお言葉です!」と笑顔をのぞかせ、「ポケモンのオンエアがある日は、外で遊びに行かずに毎日お家に帰って観ていたくらい大好きなので、まさか20年後に自分がポケモンの世界に入れるとは。めちゃくちゃ嬉しいです。湯山監督からも嬉しいお言葉をいただけて...もう思い起こすことはないので、いつ引退してもいい覚悟です」と喜びをあらわにした。

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また、湯山監督に「こんな攻撃的な佐藤栞里は見たことがない!」と言わしめるほど、キャラクターとのギャップを披露した佐藤。アフレコを振り返って「出したことのない声をたくさん出しました。結構挑戦的なシーン、走るシーンがすごく難しくて...どうしてもモタモタした感じに聞こえちゃうから、もう前のめりで走るシーンの練習をしました」と明かした。

一方、セリフにアドリブを効かせるなどユーモアたっぷりに役を好演した古田に対し、湯山監督は「古田さんには地声で演じてもらって、おかげでグッと物語が引き締まりました」と絶賛。古田は「声優をやるときはあまり地声でやることはなかったので、かえって照れましたね」とコメント。

サトシ達が訪れる街のポケモンセンターに勤務しているジョーイさん役を演じた中川へ、湯山監督は「子供の頃に小学生が先生に憧れて、その子が『大きくなって先生になりました』という、そんな感じになると良いなと思って中川さんにお願いしました。本当に完璧なジョーイさんを演じてもらえて、すごく良かったです」と太鼓判を押す。

「ジョーイさんといえば、誰もが憧れるほど綺麗で優しくて、戦うと強くて...何度ジョーイさんにお世話になってきたことか」とポケモン愛が止まらない中川は、「みんなのイメージが付いているだけあって、ものすごく大役でした。あの頃の気持ちそのままに、憧れのお姉さんのイメージで演じていたら、逆にいまの自分の年齢がプラスされちゃって、おばあさんみたいになってしまって(笑)なのでグッと年齢を下げて演じました」と饒舌っぷりをのぞかせる。「ポケモンのアフレコ11年間の経験、そして湯山監督にいただいた言葉、いつも思い出しながらお仕事させていただいています。人生ごとポケモンに作っていただいたなと、本当に改めて感謝します!とても幸せです!」と笑顔をのぞかせた。

20作品連続出演となった山寺は、物語の鍵を握る新ポケモン・マーシャドーの声を担当。制作サイドもマーシャドーの声のイメージに悩んでいたようだが、「何か可愛いんだけれども怖い、声じゃない音というのを山寺さんにお願いしました。3音くらい同時に出されていて、とてもすごいことになっています!」と湯山監督。山寺は「20年連続で毎回違う役、もう役がなくなったのかなと思っていたんですが(笑)普通の声じゃない、気道から音が出てる感じ、いろんな難しい要求があって...(ポケモン映画)20年間の中で一番台詞の量は少なかったけど、一番難しい役でしたね」と明かした。

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イベントでは、本作のタイトル「キミにきめた!」にちなみ、「ゲスト声優の中で旅の仲間を決めるなら?」との質問が。それぞれに指をさす中、もっとも票数が多かったのは本郷。古田は本郷に「若い男の子が楽しめるようなところを案内してあげたい」とニヤリ。さらに、中川は「こんなに容姿端麗で美しいのに、なんとポケモンのゲームプレイ時間が300時間を超えてるんです!凄まじい、ウルトラレアな存在が登場してきたなと!ちなみに私は480時間でございます(笑)容姿端麗でポケモンが強い、こんな人類かつていましたか?人類みんなこうなったらいい!」と中川節を炸裂。

「ポケモンバトルでボコボコにしたい!」とバトルを申し込むと、本郷も「ぜひぜひ!」とノリ気な様子。「イケメンがピンチになったり悔しがるシチュエーションはすごく萌えるんです!それをジョーイさんとして回復してあげたいです(笑)」と妄想を膨らませた。本郷は「僕あまり現場で友達ができることはないんですが、こんなに褒めていただいて、本当にこの作品に出てよかった!」と満面の笑みをのぞかせていた。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月15日(土)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江
原案:田尻智
監督:湯山邦彦
製作:ピカチュウプロジェクト
ポケモン映画公式サイト:www.pokemon-movie.jp

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