miwaと坂口健太郎がW主演を務めた映画『君と100回目の恋』の中国公開が決定。「与君相恋100次」のタイトルで7月6日(木)より現地で公開され、中国の映画会社が本作のリメイク権を獲得したことも明らかになった。
中国では、邦画を含む外国映画の輸入本数に上限があり、日本映画の本数は2016年が『君の名は。』などアニメ作品を含めて11本、2015年は2本の公開だった。邦画の実写映画としては、2016年に『寄生獣』『ビリギャル』が約5年ぶりに中国で公開となった実績に続く快挙に。
公開に先立ち、北京・藍色港湾SAGA CINEMAで6月28日(水)に行われた舞台挨拶にmiwaと竜星涼が登壇。miwaは「私は普段シンガーソングライターをして いて、この映画の中で葵海というギターを弾いて陸と一緒に曲を作る女の子の役をやっています。この映画の中で歌う曲を私が書くことになったとき、映画のスクリーンを通して歌う機会があるというのはとても光栄なことで、ファン以外の方にも、観て頂ける大きなチャンスだと思いました。こうやって中国でも公開となり、映画を通して中国の方にも私の歌を知って貰えるということがとても嬉しいです」と喜びをあらわに。
竜星は「中国のファンの皆様、この映画を愛して下さい」と中国語で挨拶し、「今まで私生活で本格的に楽器を演奏したことが無かったのですが、挑戦をしてみたいなとは思っていたので嬉しかったです」とコメントした。司会者からのQ&Aで「本作の一番のおすすめシーンについて」聞かれると、miwaは「やはりバンドで演奏するシーンだと思います。フェスのシーンは3日間かけて 撮影をしました。アイオクリという曲をみんなで演奏して、大変だったけど一番思いのこもったシーンだと思います」と笑顔。
竜星は現場中の忘れられない出来事として、「現場に流しそうめんとかアイ スクリームとかおいしい差し入れが沢山あり毎日が楽しみだった。みんなでBBQできたこともいい思い出」と語ると、「かわいい」と黄色い声援が飛んだ。
miwa コメント
初めて中国に行ってみて、映画「君と100回目の恋」への期待を感じられて、嬉しかったです。「アイオクリ」や「君と100回目の恋」の曲に合わせて、この映画を中国のたくさんの方々にも、楽しんで頂けたらと思います。
坂口健太郎 コメント
「君と100回目の恋」中国での公開、大変嬉しく思っています。大切に大切に作った作品です。葵海と陸に自分を重ねて、中国のみなさんに楽しんで頂けたら嬉しく思います。
竜星涼 コメント
今回この映画が中国で正式に公開されることは、日本映画全体にとっても重要なことだと思っています。中国のファンの熱量を感じられたことを機に、よりグローバルに役者という仕事をしていけたらと思います。
月川翔 コメント
日本で発信したオリジナル映画が、海外でも観ていただける機会を得て嬉しく思います。中国のお客さんも一途男子に胸キュンするだろうか、あの音楽に魂がふるえるだろうか、などと想像と期待を膨らませております。