北川景子、主演の浜辺美波×北村匠海を絶賛「骨太なお芝居でした」『君の膵臓をたべたい』完成披露

映画『君の膵臓をたべたい』完成披露舞台挨拶が6日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、浜辺美波、北村匠海(DISH//)、北川景子、小栗旬、監督の月川翔が登壇した。

君の膵臓をたべたい

住野よるの同名ベストセラー小説を映画化した本作は、重い膵臓の病を抱えた女子高生・山内桜良と、彼女の病気を唯一知ることになるクラスメイト“僕”を中心に描かれる青春物語。教師となった“僕”が学生時代を回想する2つの時間軸が交差する≪現在≫と≪過去≫それぞれの視点で物語が紡がれていく。山内桜良を浜辺美波、学生時代の“僕”を北村匠海が演じるほか、現在の“僕”を小栗旬、桜良の親友・恭子の現在の姿を北川景子がそれぞれ扮する。 監督を『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君と100回目の恋』などを手掛ける月川翔が務める。

君の膵臓をたべたい

本作で初共演を果たした浜辺と北村。お互いの印象を聞かれると、浜辺は「初めてお会いした時に、派手でファンキーなお洋服を着ていて『内気な“僕”とは真逆なタイプの方なのかな』と思いました。でも、だんだん“僕”らしい姿も垣間見れて『これからの撮影期間大丈夫だな』と思いました」と明かす。

君の膵臓をたべたい

北村は「服装に関してはすごく申し訳なかったです(笑)」とハニカミ、「浜辺さんの印象は桜良とは真逆の印象で、どちらかというと“僕”に近いものがあった。自分の世界を持っている浜辺さんが、どう天真爛漫な桜良を演じるんだろうと思っていたんですが、いざ現場に入ると、天真爛漫で(病を抱えているためから)弱さの垣間見れる笑顔を見せてくれました」と語った。その言葉に浜辺は「(桜良とは)真逆だと私自身も感じますし、それを初対面の北村さんにバレていたのはびっくりです(笑)これからは初対面の方には明るく接したいと思います!」と笑顔をのぞかせていた。

君の膵臓をたべたい

また、本作で初主演を果たした北村は「壁を作ってしまう学生時代を送ってきたので、すごく共感する部分が多かったです。運良く、運命的に自分の枠の中で演じられるキャラクターに出会えて、しかも自分の初主演作で19という歳に出会えてよかったです」と感慨深い様子。そんな浜辺・北村2人の演技に、北川は「本当に頑張っていました。生きる素晴らしさ、今という時間を大切に過ごすことの重要さを自然に教えてもらえました。自分が若い頃だったら絶対できないような、本当に骨太なお芝居でした」と絶賛していた。

一方、北川による物語の重要なシーンで「モニター観ながら、カットがかけられないほど泣いてしまった」と撮影を回顧した月川監督。北川は「(月川監督に)『一発でいきたい』と言われて、うまく泣けるか心配だったんですが、本番は逆に涙をこらえるのが大変で...一発撮りのスタイルで監督が決めてくださって、本当にありがたかったと思います」と振り返っていた。

君の膵臓をたべたい

イベントでは、本作の物語にちなんでキャスト陣の「12年前の写真」が公開された。最後に「素晴らしい原作、小栗さんと北川さんによる12年後の物語があるからこそ、幅広い方に観てもらえる映画になっています。いま生きていることは本当に素晴らしいことなんだと、10代ながら改めて感じさせてもらいました」(北川)、「『君の膵臓をたべたい』と言う衝撃的なタイトルには、実はすごく切ない想いや深い意味が込められています。ぜひ大切な人と一緒に、その意味を確かめてもらえたらと思います」(浜辺)と語り、イベントを締めくくった。

映画『君の膵臓をたべたい』は7月28日(金)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
監督:月川翔
出演:浜辺美波 北村匠海/北川景子 小栗旬
企画・製作:東宝 映画公式サイト:http://kimisui.jp/

©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社

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