「ポケモン」サトシ役の松本梨香が「Japan Expo Paris 2017」で映画主題歌生披露、ファン3,000人の熱気に感涙

7月15日(土)に公開されるシリーズ最新作『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』のワールドプレミアが、フランス・パリで開催中の「Japan Expo Paris 2017」にて現地時間6日(木)に行われ、湯山邦彦監督、松本梨香が登壇した。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

1997年に公開された劇場版第1作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』から20年、今年の4月1日(土)にテレビアニメの初回放送から20年目を迎えた「ポケットモンスター」シリーズ。本作で描かれるのは、今や最高のパートナーであるサトシとピカチュウの出会いのエピソード。自分に懐かないピカチュウを相手に手を焼くサトシが、冒険を続ける中で徐々にピカチュウとの絆を深め、やがて本当のパートナーになっていく物語が描かれる。

「Japan Expo」は2000年からフランス・パリやマルセイユ、アメリカ・サンマテオなどで開催している、漫画・アニメ・ゲーム・音楽などの日本文化をテーマにした総合博覧会。今年で18年目を迎える。昨年の来場者は23万人を超え、世界最大規模の日本ポップカルチャーイベントとして名高く、2009年にはヨーロッパで日本文化を普及させた功績を称えられ、日本の外務省から外務大臣賞が贈られた。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

海外で日本より先に新作が披露されるのは今回が初めての試み。6月1日(木)に行われたJapanExpo記者会見で情報が発表されると、現地では問い合わせが殺到、当日は立ち見が出るほどの盛況となった。Japan Expo創立者のトマ・シルデ氏は「フランスでも人気の高いポケモン映画の最新作をオープニングイベントとして迎えることができて、Japan Expoに来場したファンにとってはこれ以上ない体験になった」と語った。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

舞台挨拶には湯山邦彦監督、松本梨香、ピカチュウが登壇し、映画を観たばかりの観客から大歓声で迎えられた。湯山はフランス語で「初めまして!私が湯山です。元気ですか?」と挨拶、会場からは割れんばかりの大きな声で「元気です!」と返ってくるなど、場内の雰囲気は序盤から上々。湯山は「フランスのお客さんは、笑ったり手を叩いたり、反応がハッキリしていて面白かった」と笑みを溢した。

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

松本は、普段フランス語吹替に慣れ親しんでいるであろう観客に対して「世界中で各地の声優さんたちが今日もサトシをお客さんに届けてくれている。世界中のサトシに“ありがとう”と伝えたい。そして、今日はみんなに生の声を届けたいです!準備はいいかな?ポケモン、ゲットだぜ!」と盛り上げると、予想を越える熱狂的な反応が。これには松本の目にもうっすらと涙が浮かんでいた。映画のオープニング主題歌「めざせポケモンマスター -20th anniversary-」を歌う頃には、場内の盛り上がりはピークに達した。

舞台挨拶後の観客からは「全てのポケモン映画を観てきたけど、今回のが1番!トレビアン!」、「ポケモン映画だけど、お父さんが泣いてた。また家族全員で観に行きたい!」など、絶賛の声が相次いだ。最後は3,000人の観客と一緒に「キミにきめた!」コールで締め、白熱のワールドプレミアは幕を閉じた。

映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月15日(土)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江
原案:田尻智
監督:湯山邦彦
製作:ピカチュウプロジェクト
ポケモン映画公式サイト:www.pokemon-movie.jp

©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon ©2017 ピカチュウプロジェクト

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