『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の中川龍太郎監督新作『四月の永い夢』モスクワ国際映画祭でW受賞

走れ、絶望に追いつかれない速さで』の中川龍太郎監督最新作『四月の永い夢』が第39回モスクワ国際映画祭メインコンペティション部門にて、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したことがわかった。

四月の永い夢

本作は、主人公・滝本初海(はつみ)の元に3年前の春に亡くなった恋人からの手紙が届き、胸に秘めたはずの「秘密」と共に日常が動き出していく物語。主人公・初海を『横道世之介』『白ゆき姫殺人事件』の朝倉あきが演じ、第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品された『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の中川龍太郎が監督を務める。株式会社ウィットスタジオとの共同製作作品であり、同社初の実写映画となる。

第39回モスクワ国際映画祭メインコンペティション部門にノミネートされていた唯一の日本映画で、現地時間629日(月)の授賞式にて「国際映画批評家連盟賞」と「ロシア映画批評連盟特別表彰」をダブル受賞した。中川監督は「日本の若手スタッフを中心に作り上げた作品です。その作品が海を渡り、多くの偉大な芸術家を生み出したロシアの地で評価をいただけたことに本当に感謝しております」と喜びのコメントを寄せた。

四月の永い夢

中川龍太郎 コメント 


の永い夢』は日本の若手スタッフを中心に作り上げた作品です。その作品が海を渡り、多くの偉大な芸術家を生み出したロシアの地で評価をいただけたことに本当に感謝しております。今回のことを励みに改めて精進して参る所存です。

朝倉あき コメント


栄えあるモスクワ国際映画祭にて2つもの受賞、驚きと喜びの気持ちでいっぱいです。関わられた全ての方へ励みとなるはずです。今日を明日を精一杯にと、私も背中を押されました。

映画『四月の永い夢』は2018年公開予定

【CREDIT】
監督・脚本:中川龍太郎
出演:朝倉あき 三浦貴大 川崎ゆり子 高橋由美子 青柳文子 志賀廣太郎 高橋惠子
製作:WIT STUDIO
制作・宣伝・配給:Tokyo New Cinema

Ⓒ2017 Tokyo New Cinema/WIT STUDIO

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で