映画『東京喰種 トーキョーグール』ジャパンプレミアが10日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の窪田正孝をはじめ、鈴木伸之、桜田ひより、蒼井優、大泉洋、小笠原海(超特急)、白石隼也、相田翔子、栁俊太郎、前野朋哉、監督の萩原健太郎が舞台挨拶に登壇した。
原作は、2011年のコミック連載開始からその魅力的な世界観に10代、20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、アニメ化や舞台化、ゲーム化など様々なメディアで人気を博す大ヒットコミック。人を喰らう怪人“喰種(グール)”が跋扈する東京を舞台に、人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の姿を描く。
いち早くL.A.で行われたワールドプレミアに出席した窪田は「皆さんの熱がすごくて、その熱を日本の皆さんにも届いたら嬉しいです!」と、現地で受け取った熱を日本のファンにも期待。自身が演じるカネキの魅力について問われると、「彼は本当に真っ白で何にも染まっていないところが魅力なのかなと思います。何ものにもなれるキャラクターで、言ってしまえば、すごく中途半端なところがある。一つ正義をバーンと貫いていくと、どこか洗脳されたかのように周りからは見られてしまう」と言及。続けて、「原作を読んでいただいてね、最新巻もありますので!僕の行っている意味がわかると思います」と笑顔をのぞかせた。
また、窪田扮するカネキと壮絶な闘いを繰り広げるCCG一等捜査官・亜門鋼太朗を演じる鈴木は「原作に登場するキャラクターの中で一番好きだなと思ったのが亜門で、演じさせていただけて本当に光栄」と喜びをあらわにし、「亜門鋼太朗って腹筋が180個くらいに割れてるんですよ!どう(役に)近づけようとしても6つにしか割れなくて(笑)もうアクションもね、窪田さんすごく動ける方なので、やっていてすごく楽しかったです!本当に赫子(カグネ)が出ているかのような動きをしてくださって、なんのストレスもなくやらせていただきました」と窪田との共演に充実感をのぞかせた。
映画『東京喰種 トーキョーグール』は7月29日(土)より全国公開
【CREDIT】
原作:石田スイ
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋
監督:萩原健太郎 脚本:楠野一郎
配給:松竹 公式サイト:tokyoghoul.jp
©石田スイ/集英社 ©「東京喰種」製作委員会