絶体絶命の地“ダンケルク”を生き抜け── クリストファー・ノーラン新作から陸海空の映像解禁、日本のファンへ向けた手紙も

ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーランが初めて実話の映画化に挑んだ新作『ダンケルク』が9月9日(土)より全国公開される。この度、絶体絶命の地を生き抜くことを決意した3人を描く、陸海空3つの特別動画が同時解禁となった。

ダンケルク

本作で描かれるのは、相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」の物語。容赦なく敵勢が迫るなか、陸海空の3視点で描かれるストーリーが同時に進行する。時間描写において他と一線を画すノーラン監督ならではの緊迫のタイム・サスペンスが、IMAXカメラによる迫力の映像で描かれる。トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズらが出演する。

3つのビジュアル、特別映像とともに、ノーランから日本のファンへ向けた特別メッセージが到着した。日本のファンへの感謝から始まるノーランの手紙は、「『ダンケルク』は従来の戦争映画とは異なるもの。海辺での兵士たちの戦いそのものよりも、戦争という絶体絶命の状況と混乱のなか、追いつめられ、葛藤し、生き抜いていこうとする物語を伝える」と続く。本作で描かれる史実について「時代を超えた普遍的なテーマであり、日本の映画ファンにも共感していただけるのではないか。切迫した時間との戦いの真っただ中をご体感いただきます。皆さんを劇場でダンケルクの浜辺へお連れします。きっと、かつてない映像体験になるはずです」とメッセージを寄せている。

3つの映像には、陸:敵軍に包囲され徐々に追い詰められていく兵士たち、海:帰国線に乗り込んだ若き兵士たちに訪れる窮地、空:ダンケルクに向かう2機のスピットファイアが敵機からの襲撃されるシーンがそれぞれ収められている。

クリストファー・ノーランからの手紙全文


日本の皆さんへ

これまで多大なサポートをしてくださった日本の皆さんに感謝の気持ちを込め、私の最新作『ダンケルク』について少しご紹介させてください。
戦争という壮大なテーマを扱いつつも、本作『ダンケルク』は従来の戦争映画とは異なるものです。
海辺での兵士たちの戦いそのものよりも、戦争という絶体絶命の状況と混乱のなか、追いつめられ、葛藤し、生き抜いていこうとする物語を伝えるものだからです。
それは時代を超えた普遍的なテーマであり、日本の映画ファンにも共感していただけるのではないかと思っています。
ダンケルクからの決死の撤退。若い兵士たちがあふれる海辺で、救助のため危険な道のりに乗り出す小さな船上で、戦闘機スピットファイアのコックピットの上空で、切迫した時間との戦いの真っただ中をご体感いただきます。
いよいよ9月。皆さんを劇場でダンケルクの浜辺へお連れします。
どうぞ映画をお楽しみください。きっとかつてない映像体験になるはずです。

──クリストファー・ノーラン

映画『ダンケルク』は9月9日(土)より全国公開

【CREDIT】
監督・脚本・制作:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズ
公式サイト:http://dunkirk.jp

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