沼田まほかるの同名小説を、吉高由里子主演で映画化した『ユリゴコロ』が9月23日(土)より全国公開される。この度、本作の主題歌がシンガーソングライターRihwaの「ミチシルベ」に決定した。
今年2月にポリープ摘出手術を行い、およそ3ヶ月の静養期間を経て復活となったRihwaが手掛けた主題歌「ミチシルベ」。今回、主題歌を担当することが決定した際にスタッフとハイタッチするほど喜んだというRihwaは、曲を作るにあたり「愛することや生きていく上での困難、誰にも理解してもらえない孤独を映画を見た後に、音楽を通して共感していただけるような曲作りを目指した」と話している。
この主題歌決定について、主演の吉高由里子は「映画の雰囲気や世界観に沿った素敵な言葉が歌詞に散りばめられていて、これは美紗子の気持ち、これは洋介の気持ちなのかなと想像しました。壮大なラブストーリーを感じさせる曲を主題歌に書き下ろして頂き、とても嬉しい気持ちです」とコメントを寄せた。
また、監督の熊澤尚人は「Sarah McLachlan の楽曲のような、ソウルフルな女性ヴォーカルが主題歌のイメージとしてありました。Rihwa さんから発せられる力強い声質が、そのイメージと私の中で重なったのが、ぜひお願いしたいと思った決め手です。『吉高さん演じる美紗子の目線と松坂さん演じる亮介の目線、どちらの気持ちも代弁している楽曲を書き下ろして欲しい。』それが私からのお願いでしたが、非常に映画とシンクロした、期待以上の楽曲を作り上げて頂き本当に嬉しく思っています」と語っている。
沼田まほかるのベストセラー原作を映画化した本作は、殺人者の告白文が綴られた一冊のノート、その登場人物である美紗子(吉高由里子)を中心に過去と現在が交錯しながら、登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていくさまを描くミステリー・サスペンス。主演に吉高由里子を迎え『近キョリ恋愛』などを手がけた熊澤尚人が監督を務める。
ノートの中で美紗子(吉高由里子)と運命的な出会いを果たす男・洋介を松山ケンイチが演じ、物語が動き出すきっかけとなる一冊のノートを見つけ、その秘密に迫っていく上で自らの運命を狂わせてしまう男・亮介に松坂桃李が扮する。ほか共演に清野菜名、木村多江、清原果耶、佐津川愛美らが名を連ねる。
映画『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国公開
【CREDIT】
原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)
脚本・監督:熊澤尚人
出演:吉高由里子、松坂桃李/松山ケンイチ、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶/木村多江
企画・製作幹事:日活 制作プロダクション:ジャンゴフィルム
製作:「ユリゴコロ」製作委員会 配給:東映/日活
公式サイト:http://yurigokoro-movie.jp/
©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会