大泉洋×松田龍平が主演を務めるシリーズ最新作『探偵はBARにいる3』が12月1日(金)より全国公開される。この度、新たに志尊淳の出演が発表された。
アジア最北の歓楽地である札幌・ススキノを舞台に、その町の表も裏も知り尽くした探偵の活躍を描いた気鋭ミステリー作家・東直己の〈ススキノ探偵シリーズ〉を原作に、『探偵はBARにいる』『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』と映画化され大ヒットを記録した本シリーズ。
主演を大泉洋(探偵)、松田龍平(その相棒兼運転手・高田)が続投し、北川景子が【探偵】を翻弄するモデル事務所の美人オーナー・岬マリに扮するほか、リリー・フランキー、前田敦子が新たに参戦。ほか田口トモロヲ、松重豊、マギー、安藤玉恵、篠井英介、片桐竜次らススキノの仲間たちに加え、北川景子扮するヒロイン・マリの過去を知る元コールガール役で鈴木砂羽が共演する。脚本をシリーズに引き続き古沢良太、監督を新たに『疾風ロンド』の吉田照幸が務める。
新たに出演が発表された志尊が演じるのは、リリー・フランキー扮する冷酷非道な裏社会の住人・北城の用心棒・波留。波留は、志尊が最近の公開作やドラマで演じているキャラクターから一転して、不気味なオーラをまとった、異様な風袋の得体のしれない存在。数々の死線を潜り抜けてきた探偵・高田(松田龍平)が思わず弱腰になるほどの強さを持つ“最強の男”を演じる。
アクションシーンも多数あり、松田演じる高田との一騎打ちのガチバトルにも吹き替え(スタント)ではなく体当たりで挑戦。また、ビジュアル面にもこだわり、不気味で異様な雰囲気を持つ波留を演じるに当たり、衣裳や髪色なども志尊自ら提案し、スタッフと一緒に作りこんでいく熱の入れよう。アクションシーンが好きで、以前から挑戦してみたかったという志尊。好きが高じて習い始めた総合格闘技を、撮影で活かしたいと気合十分でクランクインしたという。撮影の合間に時間を見つけては、松田とのアクション練習に挑んだという緊迫感のあふれるアクションシーンに注目だ。
志尊淳 コメント
参加が決まった時の気持ち
1、2も観客として見ていた作品なので、参加が決まった時はとてもうれしかったです。探偵と高田の掛け合いや、お互いの持つ独特の空気感が大好きで。役者として携わっているということを頭に置きつつも、1ファンとして現場に入るのがとても楽しみでした。
波留はすごく異様なキャラクターで、楽しみながら演じさせてもらいました。自分自身でも演じていて、モチベーションがあがる瞬間も多く、撮影が終わった後はすがすがしい気持ちでした。
アクションシーンについて
総合格闘技をやっていたので、アクションシーンはとても楽しみでした。アクションは「絶対に自分でやりたい!」とお願いしていたので、吹替え(スタント)ではなく全部自分でやりました。松田さんとのアクションはやっていてかなり緊迫感があり、毎カット毎カット必死であまり記憶がないほど気合の入った撮影になりました。
作品への意気込み
ちょっと緊張感のある部分や、笑いのあるシーンで、波留が作品のスパイス的存在になれたらうれしいです。こういう不気味で異様な役はこれまでなかったので、毎回新鮮でした。この役を通して、僕の新しい姿を見ていただけるチャンスだなと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います。
映画『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国公開
【CREDIT】
監督:吉田照幸
脚本:古沢良太
出演:大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、鈴木砂羽、リリー・フランキー、田口トモロヲ、志尊淳、マギー、安藤玉恵、正名僕蔵、篠井英介、松重豊、野間口徹、坂田聡、土平ドンペイ、斎藤歩、前原滉、天山広吉、片桐竜次ほか