映画『恋と嘘』初日舞台挨拶が14日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、主題歌・挿入歌を歌う阪本奨悟、監督の古澤健が登壇した。
森川、北村、佐藤、浅川、田辺とクラスメイト役で共演した5人。森川は「(浅川と田辺が)もともとお知り合いみたいだったので、私もそこに入れてもらった感じでワイワイ撮影できました」とにっこり。田辺は「すごい人見知りなので、葵ちゃんがフレンドリーに接してくれて嬉しかった」と撮影を振り返り、北村は佐藤に「とにかくうるさかった!」とぶっちゃけ。
佐藤は「ストレートだな(笑)」とつっこむと、森川も「この面白さに助けられた部分いっぱいある」とコメント。北村は「現場の空気感を一番作ってくれた。本当にムードメーカーでしたね!溶け込みやすかったです。ありがたかった」と佐藤の存在に感謝していた。
また、「水族館のシーンが一番好き!」と明かす佐藤に対し、森川は「その撮影の時に『え?今日なの?』って言っていて、自分の好きなシーンなのに撮影日を忘れてたんです!」と暴露。北村は「寛太、それはいかん(笑)」とツッコミ。佐藤は「言い訳すると、シーンの撮影前に『明日・明後日はこのシーンをやりますよ』っていう紙をもらうんです。その紙を読んでないんだよね。悪い癖なんだけどさ」と苦笑い。北村は「これは悪い記事が出ますよ〜(笑)」と佐藤をイジり、笑いを取った。
イベントでは、本作で描かれるような「最良の結婚相手を決める政府通知はアリ派?ナシ派?」とのお題が。森川は「(政府通知を)知れば知るほど良いなって思います。すごい考えられているし、16歳で通知が届くことに『早いな』とは思うんですが、まだ世の中を知りきっていないからこそ素直に受け入れられると思う。好きっていう感情に気づかないまま、最良のパートナーに出会えるので...」と話す。
続けて「生きていて自分の運命・最良の相手に出会えることってかなり少ないじゃないですか」と明かすと、北村は「そうだね...夢を与えない言葉だけど(笑)」とツッコミ。佐藤も「(最良の相手という)確証はないよね!もしも出会っていたとしても」とフォロー。森川は「そう!自分に合っている最良の相手と出会えるから、私はアリ派ですね」と答えていた。
最後には、客席をバックにキャスト陣が自撮り棒で記念撮影をするなど、大盛り上がりの中、イベントを幕を閉じた。
原作はマンガアプリ「マンガボックス」にて連載され、一ヶ月あたり総閲覧数350万人を超え読者人気No.1に輝き、発売されたコミックスも続々重版となった大ヒット漫画。どこにでもいるようなお姫様になることに憧れる女の子が、性格が真逆の2人のイケメン男子に挟まれる王道の三角関係ストーリー。物語は、国が国民の遺伝子情報を分析・把握し最良の結婚相手を決める政策「超・少子化対策法」(通称「ゆかり法」)が施行された世界で繰り広げられる。
政府が決めた最良の結婚相手か、側にいる最高の相手か、究極の選択を迫られるヒロイン・仁坂葵役に森川葵、葵に密かに想いを寄せるイケメンで優しい幼なじみ・司馬優翔役に北村匠海(DISH//)、葵の政府通知相手であり、謎めいた無口なオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役に佐藤寛太(劇団EXILE)が選ばれた。監督を『ReLIFE リライフ』『一礼して、キス』の古澤健が務める。
映画『恋と嘘』は全国公開中
【CREDIT】
出演:森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、温水洋一、遠藤章造、中島ひろ子、三浦理恵子、木下ほうか、徳井義実
原作:ムサヲ(週刊少年マガジン編集部「マンガボックス」連載)
配給:ショウゲート
制作プロダクション:The icon
公式サイト:koiuso.jp
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