「アベンジャーズ」シリーズのマーベル・スタジオが贈る『マイティ・ソー バトルロイヤル』より、オスカー女優ケイト・ブランシェット演じるマーベル映画初の女性ヴィラン“死の女神”ヘラの初登場シーンが解禁。字幕版に加え、女優・天海祐希による吹替版映像も公開された。
マーベル・スタジオ作品初参戦となるオスカー女優ケイト・ブランシェット。役作りも入念に行ったようで「コミックブックはもちろん読んだわ。私はどんな役であれ、ビジュアルからインスピレーションを受けるの。私はいつも、他とは違うことに惹かれる傾向があるけれど、イラストレーターたちは、様々なキャラクターを色々な異なる形で描いているわ。ヘラにも幾つかのバージョンがあって、中にはあまり服を身にまとっていないものもあったわね(笑)あれはかなり雑誌のプレイボーイ寄りのデザインだったわ。私たちはそっちの方向には進まなかったけれど」と明かした。
また、本作は原作のファンも多い作品ということで、ケイトもファンの反応は気になっていた様子。「私はファンのリサーチもしているの。なぜなら、このキャラクターにたいするファンの期待や想像を知っておきたかったからよ。YouTubeには若い女の子がヘラのメイクをするメイクアップ講座もたくさんあがっていたわ。そこで、この作品のメイク担当と私は、特殊効果の人たちと一緒に、『こういったものを少し利用してみたらどうかしら』と話し合ったの。そもそもヘラが描かれたオリジナルのデッサンには、それが一切組み込まれていなかったから、それだけに、ああいうものが私にはとても役立ったわ。ヘラの見た目の公式版的なものだけでなく、ファンが描いたイラストだったり、仮装で彼女に扮した人々だったり、そういうものを色々と見ていくと、それらすべての中に共通する特徴が見えてくるのよ」と役作りの視野を広げ、人気キャラクターの実写化のクオリティに妥協しない、ケイトの女優としての情熱が垣間見られる。
“死の女神”ヘラ(ケイト・ブランシェット)の声を吹き込むのは、女優・天海祐希。声優を務めることが解禁された際はマーベルファンから「全面的に支持する!」「雰囲気ぴったり」といった声が上がった他、米・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアの際には、本家ヘラであるケイトから「きっとぴったりな、はまり役でしょうね。ルックスまでヘラそのものね!」と太鼓判を押された天海が、貫録たっぷりの迫真の演技を披露している。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より全国公開
【CREDIT】
監督:タイカ・ワイティティ 製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、アンソニー・ホプキンス、マーク・ラファロほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:MARVEL-JAPAN.JP/THOR_BR
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