第1回東京ジェムストーン賞に石橋静河、松岡茉優「日本映画が元気になる様頑張りたい」【第30回東京国際映画祭】

30回東京国際映画祭・クロージングセレモニーが3日、都内・EXシアター六本木にて行われ、東京ジェムストーン賞授賞式に石橋静香、ダフネ・ローが出席、松岡茉優とアデリーヌ・デルミーからビデオメッセージが届いた。

第30回東京国際映画祭

東京ジェムストーン賞は、東京国際映画祭のビジョンの1つに掲げた「映画の未来の開拓」に沿って、宝石の原石(ジェムストーン)の様な輝きを放つ若手俳優を見出し、世界に紹介することを目的とし、今年から新設された。本映画祭に出品される全作品を対象としている。

記念すべき1回目の受賞者となったのはJapan Now部門『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河、コンペティション部門『勝手にふるえてろ』の松岡茉優、『アケラットーロヒンギャの祈り』のダフネ・ローと『マリリンヌ』のアデリーヌ・デルミーの4名。その内、石橋とローが授賞式に出席した。

第30回東京国際映画祭

フェスティバルディレクターの久松猛朗より、トロフィーを受け取った石橋は「東京国際映画祭という場で、1回目の賞に選んでいたいて本当に恵まれていて、本当に幸せだなと思います。これからも努力をすることを忘れずに頑張っていきたいと思います。ありがとうございます」と話し、さらに自ら通訳を介さず英訳。日本から世界に若手俳優を発信したいという本賞に沿える挨拶を披露した。また、共に登壇したローとも会話を交えては笑顔をみせ、石橋の今後の活躍に期待が高まった。

第30回東京国際映画祭

松岡とデルミーからはビデオメッセージが到着。松岡は「選んで頂きありがとうございます。『勝手にふるえてろ』で初めて東京国際映画祭に伺って、こんなに熱くて強い映画祭なんだと感動致しました。この手で頂きたかったのですが、伺えず残念です。この映画は少ない人数で、少ない時間で撮ったけれど、こんなに沢山の人に見てもらう機会を頂いて、映画の希望や未来を感じました。これからも一生懸命頑張って映画を明るくしていける様に、日本映画が元気になる様に頑張っていきたいと思います」とメッセージを送った。

第30回東京国際映画祭は2017年10月25⽇(⽔)〜11⽉3⽇(⾦)にわたって六本⽊ヒルズ、EXシアター六本⽊ほか開催

公式サイト:www.tiff-jp.net

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で