『DESTINY 鎌倉ものがたり』高畑充希、初の山崎貴監督作参加に「“童顔”で良かった」

2017年11月7日

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』完成披露会見＆ワールドプレミア舞台挨拶が7日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、監督の山崎貴が会見に出席。舞台挨拶には、会見に出席したメンバーに加え、要潤、神戸浩、鶴田真由、吉行和子、三浦友和が登壇した。

漫画家・西岸良平の同名原作を『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』の山崎貴が実写映画化した本作は、心霊捜査にも精通するミステリー作家・一色正和が、妻の亜紀子を探しに“黄泉の国”へと足を踏み入れていくファンタジー作品。

山崎組初参加を果たした堺。完成したばかりの本作について「奇想天外な冒険ファンタジーではあるんですが、基本になっているところは夫婦のお話。小さな関係を描いているところがすごく素敵だなと思いました。大きなスクリーンの中で冒険しているんですが、やっていることは妻を恋しく想うこと。そのギャップがたまらなく面白いなと思いました」とコメント。

同じく山崎組初参加となった高畑も「山崎さんの作品を映画館で何本も観ていたので、めちゃくちゃ超大作を撮るイメージがあった（笑）なので呼んでいただける日が来るとは想像していなかった」と述懐。続けて、「台本を読んでいたら“小学生と見間違えられる若い妻”と書いてあって（笑）童顔なことがコンプレックスな時もあるんですが、今回は“童顔”で良かったと思いました」と喜びをあらわにした。

山崎監督は、そんな高畑を「“童顔”と言ったら高畑さん（笑）彼女の役は、幼い姿から母性ある姿まで、幅広い演技スキルにすごく助けられました。決して童顔だけで選んだわけではないです」と絶賛。高畑は「ちょっとホッとしました（笑）」と照れ笑いを浮かべていた。

舞台挨拶で高畑は「『すげぇぇぇ！！』って思いました（笑）」と完成した作品を観た感想を、お茶目なリアクション付きで披露。ファンが沸く中、「『日本人ってこんなこともできちゃうんだ！』と思いました。（撮影の）前半はセットがちゃんとあったんですが、後半は緑の部屋で『やぁ！』『うわぁ！』ってやってた。演じている間は混乱しすぎて、ずっと監督に当たったりしたんですが、出来上がったら『こんなにすごいことになってたのか！』と。ハッピーです！目一杯楽しんでいただけたら」と本作をアピールした。

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