リュメ様が“壁ドン”!?「金狼感謝祭2017」新情報続々、栗山航らキャスト陣が和気あいあいトーク

『牙狼<GARO>』ファンにとってはおなじみの年に一度のお楽しみイベント、勤労感謝の日にちなんだ「金狼感謝祭2017」が11月23日(木・祝)に開催。映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』より栗山航、池田純矢、青木玄徳、井上正大、南里美希、桑江咲菜、松野井雅、佐咲紗花、雨宮慶太監督が出席。盛りだくさんの内容が2時間にわたってニコニコ生放送にて配信された。

牙狼

今年の金狼感謝祭は、『牙狼<GARO>』シリーズらしくグリーンバックのスタジオで収録され、進行によって様々な背景やアイテムが映像で登場するバーチャル演出を用いて開催。早速、栗山・池田・青木の3騎士が鎧を召喚し変身を遂げ、ニコ生は熱狂に包まれた。

2013年に始まった道外流牙を主人公にした「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」から2015年の『牙狼<GARO>-GOLD STORM- 翔』を経ての最新劇場版『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』について、雨宮監督も栗山も「流牙の集大成」と口をそろえる。

「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」以来の久々の参戦となった池田は「4~5年をかけて、また同じ役をやれる機会なんてめったにないこと。嬉しかったです」と語り、同じく青木も「『-GOLD STORM- 翔』からに新しいメンバーとも合作できて、いい経験になりました」と喜びを口にした。雨宮監督からは「猛竜と哀空吏は『-GOLD STORM- 翔』でも出す予定で考えていたんだけど、なかなかスケジュールの調整が難しくて…。でもゲストで出すのはイヤで、ちゃんと撮りたかったんです。念願がかないました」と嬉しい言葉も。

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『-GOLD STORM- 翔』で流牙の前に立ちはだかる最凶のホラー・ジンガを演じ、本作で“復活”を遂げる井上は「『-GOLD STORM- 翔』に参加するにあたって、『闇を照らす者』を見ましたが、そのメンバーと共演できて嬉しいです」と笑顔。本作のエンディング主題歌「十六夜の送り歌-ENDING SIDE-」を担当している佐咲は歌だけにとどまらず、ホラーのリンザを演じているが、本イベントでビジュアルが初公開され、視聴者からは歓喜の声が上がった。佐咲は「演技自体が初めてで、現場でも初めてばかりで緊張しっぱなしでした」と述懐。この日は、「十六夜の送り歌-ENDING SIDE-」を生で熱唱した。

桑江は、本作の撮影エピソードとして“壁ドン”経験を告白。リュメ様が壁ドン!?とネット上は騒然。だが、実はリュメがコンクリートの壁に激しく叩きつけられるという、リアル(?)壁ドンのこと。映像ではかなり激しく叩きつけられていた桑江だが「意外と痛くなかったです」とニッコリ。それでも栗山は「リュメは衣装的に(露出している部分が多く)パッドを入れられないから大変だったと思います」と解説し、同シーンの仕上がりを称賛していた。

アクションに関しては、池田も「元々、スタントでやる予定で『これは(池田がやるのは)無理だろ』と言われたんですが『いけます!』と自分で言って、横山誠アクション監督が『じゃあ池田でやってみる』と。基本、ワイヤーも使わずにやっています」と自らかなり激しいアクションをこなしていることを明かした。

2017年を振り返るコーナーでは、雨宮監督が今年1月より放送された「絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD-」に言及。物語の展開、結末に対し、ファンから様々な声が寄せられたことを明かし「僕ら以上にファンの人はいろんな見方するんだと気づかされました」と語る。さらに「撮ってみて、絶狼、涼邑零はずっと横にいるんだなと思いました。彼の存在はすごく大きいんです」とも。今後についても「僕は『終わった』とは宣言してないので、応援していただければ」と続編の可能性を口にした。

また、『牙狼<GARO>』シリーズ初の舞台化作品となる舞台『牙狼<GARO>神ノ牙-覚醒-』のトークでは、主演・製作総指揮を務める井上が企画実現の経緯について「これまで舞台化してないのが不思議でしょうがなくて、監督に思いの丈を言うまでに練って練って『舞台をやりたいです』と言ったら、二つ返事で『お前がやるならいいぞ』と言っていただきました」と明かした。

現在「絶賛稽古中」(井上)とのこと。井上は「ショボいものは作れない! ファンの方々、なにより雨宮監督に喜んでもらえる舞台にできたら」と意気込みを吐露。なお、12月2日の昼と夜の公演に桑江が、さらに翌3日の公演の日替わりゲストとして南里が出演することも明かされた。

さらに2018年の『牙狼<GARO>』シリーズも盛りだくさん。冴島雷牙主演の映画『-月虹ノ旅人-』について雨宮監督は「2018年に完成まで行けば嬉しいです。鋭意制作中ですが、僕がとりたかったものが実現できるんじゃないか」と手ごたえを口にした。

さらに、TVシリーズとして『神ノ牙 JINGA』制作もサプライズで発表。雨宮監督は「まだタイトルしか決まってない」と語り、「どんなキャラクターが出るのか…? いい役者さんと出会えたら」ととぼけた口調で語り、栗山も「誰がジンガをやるんだろう(笑)?」とすっとぼけ、これには井上もヤキモキ!?していた。

金狼感謝祭の最後は恒例の雨宮監督による年賀状の生ドローイング。力強い筆さばきで牙狼を描いた監督は「牙狼は僕の基本。これからも応援してくださいという思いで、初心に戻って描きました」と語り、栗山はここまでシリーズを支え続けてくれたファンへの感謝の想い、そして来年また再会できることを約束し、熱狂のうちに金狼感謝祭2017は幕を閉じた。

映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国公開

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