『牙狼』栗山航が流牙シリーズの集大成を熱烈アピール!「これからも牙狼であり続けたい!」

映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』のトークイベントが30日、都内・EXシアターにて開催中の第30回東京国際映画祭で行われ、栗山航、池田純矢、青木玄徳、井上正大、総監督の雨宮慶太が登壇した。

牙狼

集まった大勢のファンから惜しみない拍手が贈られる中、雨宮総監督は世界最速上映に足を運んだ観客に感謝を述べると共に「まずはほっとしている気持ちです。こういう場でみなさんに見ていただけて感激しています。今日はイケメンを連れてきたのでみなさん楽しんでいただければ」と映画祭での上映の喜びを語った。さらに、「“GOLDSTORM-翔”の横山監督から流牙シリーズの世界観を引き継ぐ形でしたが、ずっと哀空吏と猛竜を出したいという気持ちがあったので、すごく嬉しいです」と本作への思いを明かす。

キャスト陣は、皆それぞれのキャラクターの個性を生かした思い思いの衣装で登場。熱烈なファンに見守られての上映後のトークは和気あいあいとした雰囲気で展開。タキシードでビシっと決めた栗山は「服装にも気持ちの強さが出ていると思います。牙狼という作品で東京国際映画祭に参加できて、レッドカーペットを歩けるなんて、役者として本当に幸せです。今回は成長した姿というだけでなく、ずば抜けて強い流牙を見せていきたいというお話を監督から頂いて、その思いで撮影に臨みました。まーくん(井上)と話した上で採用されたシナリオも盛り込まれていて、それは僕が5年間牙狼をやってこなければ出来なかったことだと思うし、僕がやって来た牙狼の深さというか歴史を感じることのできる神ノ牙になったなと思います」と本作への自信を覗かせた。

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池田は茶目っ気たっぷりに英語で挨拶をするなど会場を大いに盛り上げ、「(出演の)一報を聞いた時は純粋に驚きと喜びが大きかったです。“闇を照らす者”以後、映画版、ドラマ2期と猛竜の登場は無かったので、4~5年経ってまた同じ猛竜役を演じられるということはそうそうないこと。家族みたいなスタッフと当時のメンバーで作品を作れたことが本当に嬉しかったです」と牙狼シリーズに戻ってきたことの喜びを爆発させた。

哀空吏を演じた青木は「次の作品を撮ると聞いて、お声が掛かるかなと期待していたんですが、参加させてもらえて夢が叶いました。アクション部分に関しては熱気とスケールのデカさ、迫力もあって…すごくハードな撮影現場でしたが、和気あいあいとした現場でしたし、スタッフも役者陣もチーム一丸となってスムーズに取り組むことができました。色々と危険なアクションもありましたが、その頑張った結果をこうやって皆さんに観ていただけてよかったなとおもいます」と撮影現場を振り返った。すかさず雨宮監督は「今回一番衣装にお金がかかっているのが哀空吏。メガネや矢が純銀製で、すごくこだわっています」と裏話も披露し、ファンを沸かせた。

前作から復活を遂げ、ジンガ役として出演することになった井上は「魂を込めて作った作品なので、こうしてまた牙狼チームとお仕事できること、嬉しかったです。牙狼<GARO>-GOLDSTORM-翔で一年間一緒にやらせてもらっていたのでわたるん(栗山)との息もぴったりで、役作りという面ではすっと入り込むことができました。前作と違うところでいうと、ジンガの衣装がとても変わっていて、スカートみたいなんですけど、蹴りを見せる時にちょっと苦労しました。ひらっと広がらないので、スカートを一回、裾を上げてから蹴るみたいなアクションの所作がちょっと難しかったです」と実際に動作を交えながら語った。

この『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』を終えて、雨宮監督は「僕自身、牙狼をずっとやってきて、一番平常心で臨むことができた作品。俳優陣がみんないい関係性で、とてもいい仕事をさせてもらえたと思っています。むしろ僕の方が感謝しています」と述懐。

栗山は「流牙シリーズの集大成となりましたが、牙狼の物語は続きます。僕は牙狼であり続けます!みなさんが流牙シリーズを追い続けてくれたことに本当に感謝しているし、僕自身牙狼であることに誇りを持っていて、ずっとやり続けたい」と、作品への熱い気持ちをアピールした。

映画『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国公開

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