“異文化結婚”を題材に、数々のトラブルと騒動を愛と笑いで乗り越えた実話映画『THE BIG SICK(原題)』が『ビッグ・シック』の邦題で2018年2月23日(金)より日本公開される。
パキスタン出身のアメリカ人コメディアン、クメイル・ナンジアニが、自身が経験した“異文化結婚”を題材に、夫婦で共同脚本を務めた本作。アメリカ人のエミリーと付き合っているにも関わらず、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親の言いなりで、見合いを続けた結果、破局してしまう2人。しかし、その数日後にエミリーが原因不明の病で昏睡状態に陥ってしまうところから話が展開する。主人公・クメイルを本人が演じる。
全米では6月に、5スクリーンから上映が始まった本作だが、人種問題が炸裂するトランプ政権の元、口コミによって2600スクリーンにまで拡大。大ヒットを記録した。さらに、近年注目を集める映画祭・サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)で観客賞を受賞するなど、次々と映画賞を獲得。ゴールデン・グローブ賞ノミネート(コメディ・ミュージカル部門)への期待も高まっている。
『ビッグ・シック』の本年度ノミネート歴
・サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)
⇒観客賞 受賞
・ロカルノ国際映画祭
観客賞、Variety Piazza Grande Awardの計2部門ノミネート
⇒観客賞 受賞
・ナンタケット映画祭
⇒観客賞 受賞
・国際オンラインシネマ賞(INOCA)助演女優賞、脚本賞の計2部門ノミネート
⇒助演女優賞(ホリー・ハンター)
・ノルウェー国際映画祭
⇒Ray of Sunshine 賞 受賞
・ハリウッド映画賞
⇒コメディ・アンサンブル賞 受賞
・シネマコン賞
コメディスター賞(クメイル・ナンジアニ) ノミネート
・インデペンデント・スピリット賞
助演女優賞(ホリー・ハンター)、第一回脚本賞の計2部門ノミネート
・ゴッサム賞
脚本賞ノミネート
・NAACPイメージ賞 脚本賞ノミネート
・サテライト賞
作品賞ノミネート
・デトロイト映画批評家協会賞
助演女優賞(ホリー・ハンター)、アンサンブル演技賞、脚本賞の計3部門ノミネート
・LAオンライン映画批評家協会賞
作品賞、助演女優賞(ホリー・ハンター)、脚本賞、コメディ/ミュージカル映画賞、インディペンデント映画賞の計5部門ノミネート
映画『ビッグ・シック』は2018年2月23日(金)より日本公開
【CREDIT】
出演:クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザン、レイ・ロマノ、ホリー・ハンター、アヌパム・カー
監督:マイケル・ショウォルター 製作:ジャド・アパトー
配給:ギャガ
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