全米で口コミによって大ヒットを記録した映画『ビッグ・シック』が、正式タイトル『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(原題:THE BIG SICK)として2月23日(金)より公開される。この度、本作の日本オリジナルポスタービジュアルと各界著名人からのコメントが到着した。
パキスタン出身のアメリカ人コメディアン:クメイル・ナンジアニが、“異文化結婚”の前に立ちはだかる数々のトラブルを愛と笑いで乗り越えた実話を、自身が脚本・主演を務め映画化した本作。
17年夏に全米でたった5スクリーンから始まった本作は、人種問題がさく裂するトランプ政権下に口コミにより2600スクリーンにまで拡大。その勢いはとどまることを知らず、近年注目を集める映画祭サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)で観客賞を受賞したほか、アメリカ映画協会(AFI)賞作品賞TOP10入り、第29回アメリカ製作者組合(PGA)賞の映画部門ノミネートなどに加え、第23回クリティクス・チョイス・アワードの最優秀コメディ映画賞を受賞し、本年度第90回アカデミー賞の期待のダークホースとして業界内より注目を集めている。
町山智浩(映画評論家)コメント
アメリカで人気を集めるインドやイスラム系コメディアンの本音を描いて全米大ヒット!民族と愛の板挟みでシック八苦だよ!
蝶野正洋(プロレスラー)コメント
愛に国境という壁はない。そして、家族を結ぶものもまた愛である。
石井竜也(アーティスト)コメント
時に文化は人を楽しくさせるだけではなく、恋の壁になることもある!だけど情熱はきっと二人を求めさせる。
小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント
トランプ、ミサイル、EU崩壊、無差別テロ、いじめ、ハラスメント。人との距離感がおかしくなって閉塞感だらけの時代で、人間関係に摩耗してしまったと感じる"SNSシック"のあなた。この映画に眼を覚まされるに違いない。リアルな世界から逃げるために昏睡していたのは自分だったと。ぼくらが生きている今の世界と時代を思い出させてくれる素敵な作品。
原田眞人(映画監督)コメント
絶妙の演技陣にビッグ・ハグ!エリア・カザンの孫ゾーイにぞっこん。彼女の恋する百面相に笑って泣いて大喝采!!
山内マリコ(作家)コメント
無条件に応援したくなるキュートなカップル!ゾーイ・カザンのグレーのカーディガンは、わたしの個人映画史に刻まれました。
早坂隆(ノンフィクション作家『世界の日本人ジョーク集』)コメント
人生にまとわりつく哀しみはしつこい。だからこそユーモアというスパイスが人間には必要だ。少し辛めの。
山崎まどか(コラムニスト)コメント
文化や家族の違いを試練として乗り越えるのではなく、それもひっくるめて誰かと恋に落ちる。古風なようで新しいロマンスの形を教えてくれる、最高のロマンティック・コメディ!
倉本美津留(お笑い作家)コメント
本人の実体験を、本人の脚本で、本人が演じているこの映画がアメリカでヒットしている理由はきっとその本人がアメリカでお笑い芸人としての成功を目指しているパキスタンの男だからにちがいない。そこにはリアルがファンタジーに、ファンタジーがリアルになる最高の環境が整っていたのだ。
映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』は2月23日(金)より公開
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