SFアクション漫画「GANTZ」で知られる奥浩哉の同名原作を、木梨憲武×佐藤健の共演で実写映画化した『いぬやしき』の公開日が2018年4月20日(金)に決定した。
原作は、奥浩哉が「GANTZ」のエッセンスを取り込みながらも、リアルな日常と現実には有り得ない非日常が交錯する新たな世界観で描いた既刊8巻で200万部を突破した大ヒットコミック。
主人公は家庭では信頼も威厳もない、会社でも出世もない、冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。謎の事故に巻き込まれ、身体の中が未知の機械で出来たサイボーグになってしまう。犬屋敷はその身体で手に入れた能力を活かし、人助けに自分の存在意義を見出すようになる。
一方、犬屋敷と同じ能力を持った高校生・獅子神皓は、悪事に手を染めていき、やがて自分に敵対する総ての人間を殲滅するため動き出す。物語は、獅子神によって危機的状況に陥ってしまった日本を救うべく、仕事でもプライベートでもうだつの上がらない史上最弱の心優しきヒーロー・犬屋敷が立ち上がるさまが描かれる。
主人公・犬屋敷壱郎を、2002年に公開された『竜馬の妻とその夫と愛人』以来、映画主演は実に16年ぶりとなる木梨憲武が演じる。実年齢より老けて見える犬屋敷役を演じるに当たり、特殊メイクを施して「おじいちゃんヒーロー」役に挑む。
犬屋敷壱郎と同じ能力を持ち、人間を殲滅しようとしていく大量殺人鬼・獅子神皓役には佐藤健が扮し、自身初の悪役に「役者人生で培ってきたすべてを注ぐ」と意気込んでいる。
さらに、獅子神の幼馴染であり、犬屋敷と組んで獅子神を止めようとする安堂直行役に本郷奏多、獅子神に好意を抱き、彼に寄り添う女子高生・渡辺しおん役に二階堂ふみが扮するほか、三吉彩花、福崎那由他、濱田マリ、斉藤由貴、獅子神の起こした事件を追う映画オリジナルキャラクター・萩原刑事を伊勢谷友介が演じる。監督を『GANTZ』の佐藤信介が務める。
映画『いぬやしき』は2018年4月20日(金)より全国東宝系にて公開
(C)2018「いぬやしき」製作委員会