なら国際映画祭の映画制作プロジェクトNARAtive(ナラティブ)として誕生した『東の狼』が2018年2月3日(土)より新宿ピカデリー他にて全国順次公開される。
100年以上前にニホンオオカミが絶滅した東吉野の村を舞台に、幻のオオカミを追い続ける孤高の老ハンターの執念とも言える生き様を描いた本作。幻のオオカミを追い続ける主人公アキラ役に藤竜也が扮する。
監督は、世界が注目するキューバ出身の新鋭カルロス・M・キンテラ。卒業制作の短編がカンヌ国際映画祭などで注目を浴び、その後の初長編作品『The Swimming Pool』が様々な国際映画祭で受賞。なら国際映画祭のインターナショナルコンペティション部門でも入賞を果たし、NARAtiveの監督に抜擢された。
エグゼクティブ・ プロデューサーを務めるのは、映画作家・河瀨直美。なら国際映画祭エグゼクティブ・ディレクターであり、自身の初の劇映画デビュー作となる『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭カメラドールを最年少で受賞して以来、同映画祭で数々の賞を受賞。2017年には『光』でエキュメニュカル審査員賞を受賞している。
予告編には、藤竜也演じる主人公アキラの圧巻の狩猟シーンや、幻の狼を求めて深い森へ入っていくアキラが洞窟の中で“何か”を見つける姿が映し出されている。
映画『東の狼』は2018年2月3日(土)より新宿ピカデリー他にて全国順次公開
(C)Nara International Film Festival & Seven Sisters Films