映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』大ヒット御礼舞台挨拶が29日、都内・新宿バルト9にて行われ、仮面ライダーオーズ/火野映司役の渡部秀、相棒・アンク役の三浦涼介、仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳、仮面ライダーゴースト/天空寺タケル役の西銘駿、監督の上堀内佳寿也が登壇した。
佐野岳、3年ぶりの復活も監督から「登山家が来たぞ...!」
「ただいま!ここからは俺の(観客から)ステージだ!!」と会場を沸かせた佐野。続けて「(『陸王』にて)こないだまでドライブ(仮面ライダードライブ/竹内涼真)と走ってたもので...」と笑いをとった。
映画で3年ぶりの復活を遂げた佐野は「前回(『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』)出れなかったので、今回本当に出れて嬉しかったです!」とにっこり。助監督時代から付き合いのある上堀内は、佐野に対し現場で違和感を感じていたようで「心の中で『お、ちょっとした登山家が来たぞ...!』と思ってました」と告白。
佐野は「神様で出てくるのか、監督と相談していて...やっぱり元気な紘汰を見せたかったので、服装や髪型もあのような感じになりました。神様なんだけど、格好はあんな感じで!」と、「仮面ライダー鎧武」放送時に神となった紘汰について言及した。
さらに「神様なんですけど、未だにフリーターですから(笑)ちびっこに『おい!いつまでフリーターなんだよ!』って言われますから」と明かし、会場は笑いに包まれていた。
「仮面ライダー鎧武」佐野岳、橋の上で“ライダーキック”!
劇中での橋の飛び蹴りアクションについて、上堀内監督が「(変身前の状態で)あれ、本当に橋の上で撮ってるんです!ちょっと鈍かったら、そのままピョーンと飛んで橋から落ちてた(笑)」と明かすと、佐野は「もし落ちてたら人生クランクアップでしたね!」と爆笑をさらう。上堀内監督は「なんか...いろんな意味で成長したね!」とはにかんでいた。
上堀内監督は「顔つきがキリッとしてて、だからこそ少し登山家に見えちゃったのかな(笑)人としても役者としても伸びて帰ってきてくれた。そこがすごく嬉しかったですね!」と佐野との再タッグに喜び。
佐野は「鎧武やってた頃は上堀内さん助監督だったので、現場で上堀内さんのことを『監督!』って呼ぶのが良い意味で少し恥ずかしかった。ライダー愛というか、当時から僕たちにずっと寄り添ってくれていたし、役者の気持ちを優先してくれたり。そういう気持ちが本当にありがたくて。監督になった今も、その愛情は一層増している。“葛葉紘汰”としてしっかり扱ってくれたのが本当に嬉しかったですね!」と感謝の気持ちを伝えた。
西銘駿「“仮”のレジェンドなんです!」
スーツアクター・高岩成二との再タッグに佐野が喜びを噛み締める中、西銘は「僕は本当にまだまだで、“仮”のレジェンドなんです!皆さんオーラがすごくて、僕は1年満たないうちに帰ってきて、本当にとんでもない気持ちになりました!僕なんて本当に...影が薄い、ゴーストだけに」と名だたるレジェンドライダーとの共演に恐縮しきり。
後輩にあたるエグゼイドとビルドのキャスト陣との共演は「あまり後輩としては接してなかった。立派だな〜って!」と褒め称えた。
現場での西銘の印象を聞かれた上堀内監督は「変わんねぇな!『おはようございます!!』って元気よく挨拶された時なんかも、『ん〜いつもの西銘...!』って(笑)ただ、変身はかっこよかったっすね!目つきが違う。死ぬことを繰り返すと違うのかなって」とイジりながらも称えていた。
最後に「帰ってこれて嬉しかったです!ライダーの先輩方は本当にレジェンドだなって。僕もレジェンドと言われていますが、演じていて『まだまだだな...』と思うところがあって。僕も“本物”として、気持ち的にはまだ“仮”のレジェンドなので、今度は立派な姿でキリッと登山家のような顔つきになって帰ってきたい!」と西銘。
佐野も「今後またいろんなところで皆さんとお会いできるように、一生懸命頑張っていきたい!これからも仮面ライダーと、佐野岳をよろしくお願いします!」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』は大ヒット公開中
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