映画『パディントン2』の公開記念舞台挨拶が20日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工が登壇した。
満席の会場に迎えられた松坂は「もう皆さん見たんですよね、羨ましい」と自身が声を当てるパディントンへの愛を覗かせ、観客を微笑ませた。本作からシリーズ参戦となった斎藤は「もし夢が叶うなら、続編でもブギャナン(斎藤が声を当てた本作のゲストキャラクター)を演じたい、大好きな作品になりました」と振り返った。
本国で大ヒットし、日本でもヒットスタートが期待できる本作について松坂は「これは3もあるか?」と微笑みながら期待を寄せ、「そうなったら嬉しいですね、僕も『パディントン2』の続きが知りたい。もし続編をやれるのであれば、ぜひやりたいです」と意気込みを語った。
また古田も自身が演じた役について「お父さんがどんどんふざけ出したんですよ。僕はそれがもっとみたいです。3では股とか裂ければいいのに」と述べ、観客とキャスト陣の笑いを誘った。
斎藤の英語の発音が良すぎて、吹き替えなのかわからないと話題になっているエンドロール。「でも誤魔けやすいところですよね」と照れた表情をみせた斎藤に、松坂が「そんなことないですよ」と応え、ストーリーと共に注目したい見所を教えてくれた。
パディントンだるま、完成!
16日に行われ、ヒュー・ボネヴィルとヒュー・グラントが来日。多くのファンが駆けつけたジャパンプレミアで、Wヒューがサインを書き、帽子を被せた「パディントンだるま」が、本イベントにも登場した。高さが105cmあり、パディントンとほぼ同じ高さなんだとか。そんな「パディントンだるま」にキャスト陣がステッカーを貼り、ついに完成へ。
最後に松坂は「皆さんの感想がこの作品をより広めるための力となるので、どんどん思ったことは拡散してもらえると嬉しいです。喜ばしいことに、この映画は字幕と吹替がありますね。2回も楽しめるので、沢山見てください」とアピール。大盛況の中、舞台挨拶は幕を下ろした。
前作でニコール・キッドマン演じるミリセントに命を狙われたパディントン。続編では、すっかりコミュニティの人気メンバーになった彼が、大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日のために骨董品屋でユニークな飛び出す絵本を見つけるところから物語が展開される。
日本語版声優陣には、前作に引き続きパディントンの声を演じる松坂桃李をはじめ、親切なブラウン一家の父・ブラウン役に古田新太、母・ブラウン夫人役に斉藤由貴、一家の長女でしっかり者の勉強家・ジュディを三戸なつめが続投。ヒュー・グラント扮する“落ち目の俳優”ブキャナンの声を斎藤工が担当する。
映画『パディントン2』は全国公開中
【CREDIT】
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス他
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン
原作:マイケル・ボンド
配給:キノフィルムズ
公式サイト:paddington-movie.jp
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