深川麻衣×山下健二郎が“ハツコイ”を告白「ずっと片思いをしていました」

映画『パンとバスと2度目のハツコイ』完成披露舞台挨拶が22日、都内・シアタス調布にて行われ、主演の深川麻衣をはじめ、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、今泉力哉監督が登壇した。

パンとバスと2度目のハツコイ

深川は「雪の中のホワイト上映会になりましたね。皆さんが無事会場に着けたようで安心しました!」と、この日イベントの開催地である調布でも30cm以上の積雪を記録するほどの大雪に見舞われたことを受け、多くのマスコミと約500人のファンに向け、感謝のコメント。

パンとバスと2度目のハツコイ

お互いの第一印象を聞かれた深川が「山下さんは、最初はキレキレのダンスを踊られているイメージがあって、クールで無口な方かと思っていたんですけど、実際にお会いしたら、明るくムードーメーカーで、とても助かりました!」と話すと、山下も「深川さんは、本当にイメージ通りで、役にもすごく合っていて撮影のない時も常にリンクしていた感じがしました」とコメント。

パンとバスと2度目のハツコイ

“ハツコイ”が題材となっている本作にかけて、自身の「初恋」について聞かれると、深川は「小学校1年生の時から6年生の時までずっと片思いをしていました。その人にうさぎの消しゴムのセットをもらったのがすごく嬉しくて、鍵のついた引き出しの中に入れて、よく眺めていましたね」と可愛いらしいエピソードを披露。

パンとバスと2度目のハツコイ

一方、山下も「小学校2年生の時に、実家のある京都から、親の転勤で奈良へ転校したのですが、その時に出会った初恋の子と一緒に、四つ葉のクローバーを探しに出かけたりしましたね。無事クローバーも見つけられて、すごく良い思い出でしょ!」と楽しげに話すと、会場からは「ヒューッ!」と冷やかしに近い歓声が。

すかさず山下は「シワシワかもしれないけど、まだ実家にあるかも(笑)」と話し、会場の笑いを誘っていた。また、演じたバスの運転手について聞かれた山下は「バスのドアの開け閉めを子供の頃からやってみたくて、ずっと夢だったので、現場でバスに乗った時は無駄に何度もやらせていただきました。実際にも使われていると思うので、夢が叶ったシーンを是非見つけてください!」と少年のように語った。

パンとバスと2度目のハツコイ

劇中でふみとたもつが2人で一緒にパンを作るシーンにちなみ、大ヒットを祈願で作成された特製“大きいくまさんパン”が登場。「わー!おっきい!」と感激の様子の深川が代表して、特製“大きいくまさんパン”にチョコペンで顔を描くと、山下は「完璧やな!」と大絶賛。場内からも「かわいー!」の声が上がり、同時に『パンとバスと2度目のハツコイ』のオリジナルパンが実際に発売されることも発表された。

パンとバスと2度目のハツコイ

その後、観客へはサプライズで、主題歌を担当したLeolaが登壇し、場内の盛り上がりも最高潮に。作品を実際に見て、ふみの心を想像して作ったというる楽曲「Puzzle」を生歌で披露。伸びやかな歌声、温かな声色で映画館に温かな空気が一気に広がると、歌い終えたLeolaに「もう…上手すぎるね!同じ事務所だしCDください!」と感心しきりの山下。深川も「歌声も歌詞も本当に良くて、私は事務所違うんですけど、是非CDを…(笑)」とコメントし、会場が笑いで包まれた。

最後に山下は「今日は本当に雪の中ありがとうございました。この作品は、僕にとっても違う一面を出すことのできた作品だったので、役者としてもすごく勉強させていただきました。見終わった後に、それぞれの感想があると思うのですが、みなさんが思ったことが答えだと思いますので、色々想像しながら、見ていただけたらと思います」と話し、深川も「自分にとっても、大切な作品なので、是非映画館でたくさんの人に見ていただきたいのと、なによりも見る人の価値観によって、心に残るものが変わると思うので、自由に想像していただいて、楽しんでいただけたら嬉しいです」とイベントを締めくくった。


個性的でありながら共感を生むキャラクター描写と独特の空気感を持つ映像で表現された本作は、恋愛映画の旗手として注目を集める今泉力哉が描く完全オリジナルストーリー。独自の結婚感を持った“恋愛こじらせ女子”の主人公・ふみと、偶然再開した初恋相手・たもつが織りなす、コミカルでちょっと切ない恋愛群像劇を描く。

映画『パンとバスと2度目のハツコイ』は2月17日(土)より全国公開

©2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会

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