トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが共演したSFアクションコメディ『メン・イン・ブラック』のスピンオフ映画監督として、『ワイルド・スピード ICE BREAK』などで知られるF・ゲイリー・グレイがソニー・ピクチャーズと契約交渉中にあるとDeadlineが報じた。
本作は、メン・イン・ブラック(通称:MIB)に所属する捜査官のK(トミー・リー・ジョーンズ)とJ(ウィル・スミス)を主人公とする作品ではなく、新しいキャラクターたちが登場する映画になるという。
ユニバーサルが『ジュラシック・パーク』を『ジュラシック・ワールド』として復活させたのと同様に、新しいキャラクターたちを主役に据えることでシリーズを再開しようとする試みであり、スピンオフというよりも続編的な意味合いの強い作品になるとみられている。
1997年に公開され、ゴールデングローブ賞最優秀作品賞にも選ばれた『メン・イン・ブラック』は5億8900万ドルの大ヒットを記録。『メン・イン・ブラック2』が2002年、『メン・イン・ブラック3』が2012年に公開され、3作品を通じて15億ドルの興収を叩き出した。
F・ゲイリー・グレイが監督を務めた『ワイルド・スピード ICE BREAK』は全世界興収12億ドルを記録し、『ストレイト・アウタ・コンプトン』は批評的にも商業的にも成功を収めている。
参考:https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/men-black-spinoff-f-gary-gray-talks-direct-1080888, https://deadline.com/2018/02/men-in-black-f-gary-gray-directing-sony-pictures-amblin-1202276051/