映画『CINEMA FIGHTERS』公開記念舞台挨拶が10日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、『色のない洋服店』よりDream Ami、『Snowman』より鈴木伸之、『パラレルワールド』より石井杏奈が登壇した。
自身が出演した作品以外のショートフィルムを観て、Dream Amiは「私以外の出演者の方々はずっと俳優業を続けてきてこられた方々ばかりで、私のような演技初心者がそこに参加するということは、とてもプレッシャーを感じていましたが、その分とても勉強になりました」と明かし、「6名の監督達がそれぞれ1作品ずつ作られたのですが、事前に監督同士での打ち合わせなどはなかったようで、世界観が被ることがあっても、それはそれで面白いと思っていらしたそうです。それでも見事に一切被ることなく、それぞれの監督の世界観が出ていることが、とても面白いと思います」と笑顔でコメント。
『東京喰種 トーキョーグール』の監督・萩原健太郎と早くも再タッグとなった鈴木は「萩原監督とは『東京喰種 トーキョーグール』を撮影した直後に、また今回の撮影が始まったのですが、2〜3枚くらいの細い字で書かれたプロットを書いてきてくださって、どんな役なのかを丁寧に教えてくださいました」と振り返る。
倍賞美津子との共演に「とても素敵な方で、ベッドの中で見つめ合うシーンでは『恥ずかしいね』っておっしゃっていて、とても可愛かったです。演技に関しては本当にプロフェッショナルで色々と勉強させて頂きましたし、引っ張って頂きました」と明かした。
青春時代を描いた『パラレルワールド』より、「やり残した青春の思い出は?」と聞かれたキャスト陣。石井は「お仕事で学校行事にあまり参加出来なかったので、みんなと修学旅行に行きたいです。その修学旅行で海外にいけたら嬉しいです!」とコメント。
鈴木も「この質問を聞いて、学校の放課後、みんな部活に行ったり、帰宅したりしている中、夕日が差し込んでいる誰もいない教室でひとり残っていると、好きな女の子が忘れ物を取りに戻ってきた時のような、胸がぎゅーっと締め付けられるような感覚を思い出しました(笑)」とハニカミ。
Dream Amiは「学校には行けていたのですが、放課後はレッスンに通っていたので、放課後までは友達と一緒に遊べなかったので、部活や友達と一緒に制服でどこかに遊びに行くような、普通のことがしてみたいです!」と笑顔をのぞかせた。
最後に鈴木は「『CINEMA FIGHTERS』は第二弾も製作が始まっていて、これから更にどんどん多くの方々に知って頂けるようにしたいと思っているので、これからも宜しくお願いします!」と挨拶し、イベントを締めくくった。
映画『CINEMA FIGHTERS』は全国公開中
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