福士蒼汰が主演を務める映画『旅猫リポート』が10月26日(金)に公開される。この度、ティザービジュアルと特報映像が解禁され、高畑充希が愛猫・ナナの心の声を担当することがわかった。
シリーズ累計40万部突破の有川浩原作の同名ベストセラー小説を映画化した本作。物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところから始まる。主人公・悟を福士蒼汰が、愛猫・ナナの声を高畑充希が担当。監督を『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などで知られる三木康一郎が務める。
音楽を手掛けるのは、2016年に公開しロングランヒットとなった『この世界の片隅に』で音楽を担当し、第40回日本アカデミー賞ほか数多くの音楽賞を受賞したコトリンゴ。映画音楽を担当するのは『この世界の片隅に』以来となる。
特報予告では、高畑演じるナナの声とコトリンゴの曲が初解禁。心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビと、菜の花畑や富士山など息を呑むほど美しい日本の風景がコトリンゴの音楽ときれいに重なり、見た人を優しい気持ちにさせてくれる。柔らかい雰囲気の中、「さあ行こう、これは僕らの最後の旅だ」「俺の最後の猫がナナでよかった」という意味深なセリフが物語の結末を期待させる。
高畑充希 コメント
『植物図鑑』ぶりに有川さんの作品に参加させていただける、ということでお話を伺うと、まさかの、猫!わたしの実家で幅を利かせているニャンコも、ニャーとかギュルギュルとか、ギャーとか。なんだか分からない猫語をよく発しているので、“猫が話す”というのはなんだか少し、想像がついたのですけれど、さて、自分がやるとなると、どうしたものかなぁ〜、、。
ハテナだらけで向かったアフレコでしたが、俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。
コトリンゴ コメント
悟とナナ、その友人たちのように、大切なパートナーや仲間と共に過ごす時間、その一瞬一瞬が愛おしく思える、素敵な作品に参加できてとても光栄です。今回、音楽を作っていく上での監督さんからのアドバイスの一つに、観てくださったお客さんが思わず口ずさんでしまうようなテーマだといいな、という言葉がありました。シンプルなようでいて難しく、でもとても大切な事だと思い、制作中は何度も振り返っていました。この作品を観た後の、あたたかい気持ちがたくさんの方に届きますように。
映画『旅猫リポート』は10月26日(金)より全国公開
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社