全米興行収入は若い女性から圧倒的な支持を得る『ピッチ・パーフェクト2』に敗れ、初登場は2位になりながらも批評家・観客から絶賛で迎え入れられているアクション映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の続編タイトルをジョージ・ミラー監督が『Mad Max:The Wasteland』にする予定であることを発表した。
ファンにとっては期待の高まる続編のタイトルが発表された──新『マッドマックス』シリーズは、「Fury Road(怒りの道)」の次は、「The Wasteland(荒地)」となりそうだ。
撮り直しなどのトラブルもあり、製作費が1億5,000万ドル以上に膨れ上がったと言われる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、現段階では製作・配給のワーナー・ブラザースが続編製作を発表しておらず、その如何は『怒りのデス・ロード』の興行成績の結果が大きく関わってくると思われるが、新『マッドマックス』シリーズには主演を務めるトム・ハーディが今後3本の出演を契約したことを明かしており、ジョージ・ミラー監督は自身のtwitterなどで続編への強い意志を表明している。なお、続編の脚本は撮影延期の間に執筆され、すでに完成しているという。
https://twitter.com/GMillerMax/status/600060056592322561
「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への温かい言葉をみんなありがとう。ぼくたちは本作を作るのをとても楽しんだよ……そして"マックス"はまだまだやって来るよ」
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演しているシャーリーズ・セロンは、砂漠での過酷な撮影や現場での進行の不手際などにより、撮影現場で彼女は主演のトム・ハーディやジョージ・ミラー監督と強い衝突があったことを認め、続編への参加に極めて消極的な態度を示してはいるものの、今作は早くも今年度屈指の傑作と評されているだけに、続報に期待したい。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、2015年6月20日より全国公開。
via:http://www.slashfilm.com/george-miller-mad-max-fury-road-sequel/