1975年、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』製作の際にジョージ・ルーカスが設立した視覚効果およびVFXのスタジオ「ILM(インダストリアル・ライト&マジック)」が、今年2015年で40周年を迎える。アメリカの「wired」誌6月号でのILM40周年特集に際して、ルーカスやスピルバーグをはじめとしたハリウッド娯楽映画の偉人たちが集結した写真が公開された。
左から、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ(ルーカス・フィルム社長)、J・J・エイブラムス、ライアン・ジョンソン、マイケル・ベイ、ロン・ハワード、ギレルモ・デル・トロ、リンウェン・ブレナン(ILM社長)、ゴア・ヴァービンスキー、コリン・トレボロウ、ダンカン・ジョーンズ
『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスや『E.T.』『インディ・ジョーンズ』のスティーブン・スピルバーグといった伝説的な映画監督から、『スター・ウォーズ/エピソード8』を手がけるライアン・ジョンソン、『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ、『Warcraft』のメガホンをとったダンカン・ジョーンズなどの若手映画監督までが集結。さらには、ヨーダやE.T.、『ジュラシック・パーク』のヴェロキラプトル、『トランスフォーマー』のオプティマス・プライム、ハルク、アイアンマン、ランゴなど同社が生んだ人気キャラクターまでもが一堂に会している。
また、その視覚効果の技術によって映画史に革命を起こしたILMの40年の歴史、象徴的なVFXシーンを約1分で振り返る動画もあわせて公開された。ジョージ・ルーカスが作ったスタジオが、いかに私たちを夢中にさせ、魔法のようなひとときを与えてくれたか、また、感動の王道ハリウッド娯楽大作を生み出してきたかを改めて教えてくれる。そして、私たちはこれらを見て、語ることで、多くの時間を過ごし、育ってきたのだと実感させられる。
ジョージ・ルーカス「“こんなのは不可能だ、できっこないよ”ってみんなが言うときがある。ぼくはこう言うんだ。“それがぼくの仕事だ。ぼくの仕事は君に不可能を可能にさせることなんだ”って」
http://www.wired.com/2015/05/inside-ilm/