ノオミ・ラパスが主演を務めるアクション映画『アンロック/陰謀のコード』より、大御所マイケル・ダグラスと巨匠マイケル・アプテッドのインタビューが到着した。
前線から退いた元CIAの腕利き取調官が、バイオテロから世界を救おうと奮闘するさまを描くアクション映画。『プロメテウス』『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』などで知られるノオミ・ラパスが、過去にトラウマを抱える女性尋問官のスペシャリスト、アリス・ラシーンを演じる。共演に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルームをはじめ、マイケル・ダグラス、ジョン・マルコヴィッチ、トニ・コレットが名を連ねる。
映画ファン垂涎の“ダブルマイケル”!巨匠アプテッド×大御所ダグラスのインタビュー
英国の階級格差を浮き彫りにしたドキュメンタリー映画『UPシリーズ』や、スパイ映画の金字塔『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』を手掛けた欧州の巨匠・監督マイケル・アプテッドと、『カッコーの巣の上で』でアカデミー作品賞、『ウォール街』ではアカデミー主演男優賞など、数々の栄誉ある実績の数々を持つマイケル・ダグラス。
そんな“ダブルマイケル“が本作『アンロック/陰謀のコード』について、撮影の裏側について語るインタビューが到着した。
──本作の撮影はいかがでしたか?
アプテッド:撮影はいい雰囲気だったよ。実は映画の9割はチェコ共和国で撮影したんだけど、現地のスタッフは皆とてもいい人たちで、いつでも一生懸命に撮影に協力してくれたよ。
ダグラス:撮影のロケーションも最高だったよ。街を歩けば本当に言葉を失うほどの絶景だったんだ!
アプテッド:本当ほとんどプラハで撮影したなんて誰も信じなかった。作品を見た関係者はみんな本物のロンドンだと思ってたよ。
──予測不能な展開の本作の魅力はどこでしょう?
ダグラス:大抵の映画ではストーリーの中盤で結末がなんとなく予測できるんだけど、この映画は違う!そこがこの映画の最大の特徴といえるね。
アプテッド:脚本を手にしたとき、本当に読み始めたら止まらないほど面白い脚本だったんだ!観客はストーリーの展開や、誰が真実を言っていて誰が嘘を言っているのかがわからずに、ドキドキハラハラする、興奮間違い無しの映画になるだろうと確信したよ。
──主演・ノオミ・ラパスはいかがでしたか?
ダグラス: マイケルや脚本もよかったけど、ノオミにはみんなとても感心していたよ。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」で彼女を見た時、小柄なのに半端じゃなかった。映像の中の彼女を見ただけだったけど、ノオミは自信にあふれていたし、大胆不敵だった。それに加えてとても色気もあったし魅力的で、今まで出会ったどの女優よりも真実味、演技に説得力があったんだ!
アプテッド:彼女は強いヒロイン役を演じているにあたって、徹底的な役作りをやりきってくれたよ!また、彼女がアリスを演じる時、時々、弱さも見せていた。それがアリスというキャラクターを一段階上へと進化させてくれたんだ。
映画『アンロック/陰謀のコード』は4月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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