音に反応し人間を襲う“何か”によって人類が滅亡の危機に瀕した世界を描くサバイバルホラー『クワイエット・プレイス/A Quiet Place(原題)』の続編制作が決定したと、パラマウント・ピクチャーズのトップを務めるジム・ジアノプロス氏が米・ラスベガスで開催されていたシネマコンで発表した。
音に反応し人間を襲う“何か”によって人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、あるルールを守り生き延びる一組の家族が恐怖に怯えるさまを描くサバイバルホラー。静寂に包まれた世界で3人の子供を育てる母親エヴリン役にエミリー・ブラント、彼女を支える夫リー役にジョン・クラシンスキーが扮し、監督も務めている。
全米公開3週目にして全世界興収が2130万ドル(日本円にして23億4000万円)という大ヒットを記録し、批評家からも絶賛を浴びた本作。その続編の制作が早くも決定した。脚本を担当した新鋭の脚本家ブライアン・ウッズとスコット・ベックは、続編を作るのに必要な要素が多く残っていると明かしている。
出演者が非常に少ない本作だが、夫婦役を演じるブラントとクラシンスキーは実生活においてもパートナー/夫婦の関係。聴覚障害を持つ長女役に、トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』で映画初出演を果たしたミリセント・シモンズが、その弟役に『ワンダー 君は太陽』に出演するノア・ジュプが扮する。
映画『クワイエット・プレイス(原題)』は2018年秋に日本公開
参考:https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/a-quiet-place-2-sequel-moving-at-paramount-1105923