『妻ふり』安田顕、榮倉奈々の“死んだふり”にうんざり?「リアルにスクリーンに出てる」

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会が15日、都内・109シネマズ二子玉川にて行われ、キャストの榮倉奈々、安田顕、⼤⾕亮平、野々すみ花、監督の李闘士男が登壇した。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問から生まれたコミックエッセイを映画化した本作。李監督は「タイトルを見て『なにこれ!?』と思い、本を読んでみたら面白かったので、プロデューサーに話したことから始まった」と制作の経緯を語る。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

オファーを受けて、榮倉は「とにかく長いタイトルだなと(笑)。Yahoo!知恵袋にあった投稿から話が膨らみ、(コミックエッセイ化を経て)映画になったという流れがとても現代っぽいなと思いましたね」とコメント。続けて、「コメディと思いながら脚本を読ませていただいたんですが、予想外の産物が多すぎて、タイトルよりもびっくりしましたね!」と笑顔をのぞかせた。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

安田は「原作を読ませていただいてからオファーを受けたんですが、榮倉奈々さんの夫役で『やったー!!』と思いました。で、脚本を読みましたら全然内容が違う。字面だけ読んでいたものですから、李さんの上がりを観たときにびっくりしましたね。いろんな夫婦の形が描かれているので、どんな方にも共感していただけると思う」と作品の出来に満足している様子だった。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

イベントでは、本作のタイトルにちなみ「必ず〇〇します」とのお題でトークが進行。榮倉は「(必ずすることは)ないです!」とキッパリ。安田が「逆ギレしてる風に言ってもしょうがない(笑)」とツッコミ、榮倉は「私の性格上、必ず〇〇する、それに囚われすぎちゃって他のことがうまくいかないんです。なので、何かにこだわりを持つことを極力やめています!」と持論を展開した。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

一方の安田は、セリフをファミレスやカフェで覚えることが多いようで「台本を開くと恥ずかしいから、全部携帯に打っちゃうんです。移動中とかも読めるので。人のセリフも打っちゃうので、すごい手間。時々やめたくなります(笑)」と明かし、共演者を驚かせていた。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

夫婦役で共演した榮倉と安田だが、映画が完成し宣伝活動をしていくうちに距離が縮まったという。安田は「とにかく(榮倉が)“死んだふり”するから!それが15回も。うんざりです(笑)そのうんざり感がリアルにスクリーンに出てる」と告白。その言葉に、榮倉は「(安田が)うんざりしてるなとは思ってました(笑)『申し訳ないな』と思いながら死んでましたね(笑)」と回想すると、安田は「“死んだふり”が終わった後に2人で喋れる喜び!すごい楽しかった!」と笑みをこぼしていた。


2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問から生まれたコミックエッセイを映画化した本作。サラリーマンの夫が帰宅すると、妻が口から血を出して倒れていたり、ワニに喰われていたり、頭に矢が刺さっていたりと、次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”に夫が振り回されていくさまを描く“ほんわかラブコメディ”。

不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを榮倉奈々が、超フツーで冷静なちえの夫・じゅんを、演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕がそれぞれ演じる。主演の2人に加え、⼤⾕亮平、野々すみ花が共演する。監督を『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』の李闘士男が務める。

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国公開

©2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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