『妻ふり』“死んだふり”メイキング映像解禁、安田顕「こんな愛情、受けてみたいよね」

榮倉奈々と安田顕がW主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』のメイキング映像が到着した。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
メイキング写真

穏やかで平和な日々を過ごしている幸せな夫婦の姿から一転、結婚3年目のある日、じゅん(安田顕)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉奈々)が死んでいる!?あるときは、名誉の戦死を遂げ、またあるときは、矢に頭を貫かれ。榮倉奈々が「“死んだふり”の撮影は早く終わらないかなと思うほど本当に大変でした(笑)」と振り返る15パターンもの“死んだふり”が話題を呼んでいる。

その中から、ケチャップの血のりをつけた最初の“死んだふり”と、本作のキーアイテムのワニを使っての“死んだふり”のシーンのメイキング映像が公開された。最初のケチャップの血のりをつけた“死んだふり”では、榮倉の倒れ方や顔の向きについて、安田が「(その向きだとケチャップの血のりで)家が汚れちゃうよ」と笑いを誘い、監督が「このパターンが死体でよく見るパターン」と話し合っている様子が見られる。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
メイキング写真

その後、映像はワニに食べられた“死んだふり”のシーンへ。ワニの口に頭を入れた榮倉を、安田が心配そうな何とも言えない表情で見守り「こんな愛情、受けてみたいよね」とつぶやく。引っ張り出された後のワニを見た榮倉が「これはこれでいいのかな?」と質問しているところも映し出されている。「引き抜いたときにワニの歯がうまく取れるように、と考えながらこのシーンを演じた」と後に振り返っている場面だ。こうしてスタッフとともにワニのヨダレや口の開き加減など細部にまでこだわって撮影、榮倉、安田ともに印象深いと語る「ワニに食われるシーン」が出来上がっていく。


2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問から生まれたコミックエッセイを映画化した本作。サラリーマンの夫が帰宅すると、妻が口から血を出して倒れていたり、ワニに喰われていたり、頭に矢が刺さっていたりと、次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”に夫が振り回されていくさまを描く“ほんわかラブコメディ”。

不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを榮倉奈々が、超フツーで冷静なちえの夫・じゅんを、演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕がそれぞれ演じる。主演の2人に加え、⼤⾕亮平、野々すみ花が共演する。監督を『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』の李闘士男が務める。

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国公開

©2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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作品情報

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

4.0
2018/6/08(金) 公開
出演
榮倉奈々/安田顕/大谷亮平/野々すみ花 ほか
監督
監督:李闘士男/原作:K.Kajunsky