映画『BLEACH』ジャパンプレミアが28日、都内・東京国際フォームにて行われ、キャストの福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、監督の佐藤信介が登壇した。
原作は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。映画では、原作の“死神代行編”のエピソードを中心にストーリーが展開される。
主人公・黒崎一護を福士蒼汰が演じ、朽木ルキア役に杉咲花、監督を『GANTZ』『アイアムアヒーロー』などで知られる佐藤信介が務める。一護を目の敵にするクラスメイトの石田雨竜役に吉沢亮、一護を狙う敵役である阿散井恋次役に早乙女太一、朽木白哉役にMIYAVIが扮する。
“斬魄刀”を片手にド派手に登場した福士。「久々に“斬魄刀”を持ちました。衣装も死覇装を意識してみました!」と会場を沸かせ、アクションシーンで苦労したところを聞かれると「やっぱり“斬魄刀”が大きいので、ワイヤーアクションでワイヤーに引っかかってしまってNGになったり…“斬魄刀”の長さに慣れるのが難しかったですね」と撮影を振り返った。
杉咲は「ここまで刀の扱いが上手い役は初めてだったので、たくさん練習しましたが、難しかったですね」とコメント。福士に殺陣シーンのアドバイスをもらったようで「優しく教えていただきました」と笑みをこぼし、福士は「教えられる知識の範囲内で、一緒に稽古したような感じですね」とはにかんだ。
撮影中は、実体のない弓、実体のない虚<ホロウ>との戦いに「意味がわからなかった(笑)」と吉沢。だが、「監督からCGがすごく多い現場だと聞いていたので、監督の頭の中に出来上がっているものを的確に教えてくださったので、やりづらさは感じず監督に頼り切りながら撮影させていただきました」とコメントした。
クライマックスのバトルシーンは2週間の撮影期間を経て完成させたようで、早乙女は「もう朝から晩まで撮影してましたね」と振り返る。福士も「撮影が長かった分、テンションを維持することが大変でしたね。体力的にも大変なところがありました」と明かした。
映画『BLEACH』は7月20日(金)より全国公開
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