8月17日(金)に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』より、堤真一、勝地涼、夏菜の出演が発表された。
堤真一が演じるのは“松平片栗虎”。警察組織の頂点に君臨する超重要人物でありながら、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨。片栗虎は近藤が率いる真選組を私用で使い走らせるが、私用であることをまったく気にしない図太い神経を持つ。
堤の出演の話が持ち上がったのは前作の撮影時だと言う。「実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、二本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました」と大御所俳優らしからぬ掟破りな出演経緯を説明し、「今回も福田さんがめちゃくちゃ面白い映画を作っています」と堤。『銀魂』でしか見ることの出来ない堤の貫禄溢れる名演技と“はじけっぷり”に注目だ。
勝地涼が演じるのは、若き江戸幕府第14代征夷大将軍の“徳川茂茂”。国の最高位に居るにも関わらず片栗虎からは“将ちゃん”との愛称で呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、片栗虎と共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿に。
福田監督から、オファーを受けた時のことを振り返り、「前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました。なので、監督から連絡をもらった際は“やりたいです”と即答しました」と勝地。将軍は前作の撮影時・宣伝期間中に、小栗を始めとするキャストたちから“続編があれば、将軍と遊びたい”と登場を熱望されており、「銀魂」ファンたちの中でも軍を抜いて人気を誇るキャラクター。
自身の出演を小栗に伝えたタイミングでは勝地は事の大きさを理解しておらず、出演を知った小栗の喜びように驚いたという。「漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました」とコメント。勝地版“将ちゃん”は想像だけでも、既に笑える!?情報解禁後、大反響を巻き起こすこと間違いなしだ。
夏菜が演じるのは、くノ一“猿飛あやめ”。元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドM。
今回、あやめを演じるにあたって、夏菜は劇中では過激な衣装や顔芸にもチャレンジし、「動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)」とコメント。「不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかったです。出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました」とコメントし、自身の演技にも手ごたえを感じているよう。夏菜の肝の据わった名演技に期待が高まる。
松平片栗虎/堤真一 コメント
実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、二本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました。
原作ファンの方々も、そうでない方々も、今回も福田さんがめちゃくちゃ面白い映画を作っています。劇場に足を運んでください。
徳川茂茂/勝地涼 コメント
前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました。なので、監督から連絡をもらった際は“やりたいです”と即答しました。旬君に“将軍役っぽいんだけど”と言ったら、すごいテンションで喜んでくれたのですが、その時点では事の大きさをまだ理解していなくて。漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています。是非、楽しんでいただけたらと思います。
猿飛あやめ/夏菜 コメント
出演出来ることが本当に嬉しいです。お話を頂いて“絶対にやりたい!”と言いました。不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかったです。出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)。パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします。
本作は、宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどるパラレルワールドの江戸時代末期・かぶき町を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・主人公の坂田銀時(小栗旬)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋銀ちゃん”の周りで起こる様々な事件が描かれる。
今回『銀魂2 掟は破るためにこそある』で実写化されるエピソードは、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」、江戸幕府14代征夷大将軍こと“将ちゃん”が登場する、最も笑える「将軍接待篇」を融合させたハイブリッド。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様と遭遇する羽目に。同じ頃、「真選組」は内紛劇により、近藤勲(中村勘九郎)たちは「真選組」始まって以来の危機に迫られる。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国公開
©空知英秋/集英社 ©2018 映画『銀魂2』製作委員会