『映画 太陽の子』公開記念 青春映画8選|これを観なきゃ夏は越せない!夏におすすめ“青春グラフィティ”を一挙紹介!

爽やかだけど甘酸っぱい、二度と戻らないあの日々の思い出が蘇る…!
夏に観たくなる“青春グラフィティ”8本を紹介!

太陽の子
『映画 太陽の子』 (C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

2021年は平年と比べて全国的に“暑い夏”になると予測されている。そんな夏の暑さを吹き飛ばす青春映画を一挙ご紹介!!

★全力で駆け抜けた若者たちの青春グラフィティ!
 『映画 太陽の子』2021年8月6日(金)公開


主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』が8月6日(金)に公開となる。“日本の原爆開発”を背景に、若者たちの青春を描く。1945年の夏、原爆開発をする科学者の修、戦争が終わった後の世界を見据える幼馴染の世津、修の弟で戦地から一時帰郷した裕之。時代に翻弄されながらもがむしゃらに今を生きた3人の若者たちの等身大の姿が描かれている。監督・脚本は「青天を衝け」など多くの話題作を手掛ける名手・黒崎博。音楽にはアカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスが参加するなど、ハリウッドをも魅了した青春物語である。俳優陣の高い演技力にも注目!彼らが過ごしたあの夏の日々をスクリーンで観れるのは8月6日(金)から!静かな涙が、あふれる夏がやってくる!

★大人もハマる王道青春ストーリー!
 『ちはやふる -結び-』(2018)


競技かるたを題材とし、2009年にマンガ大賞を受賞した大人気少女マンガを豪華キャストで実写化したシリーズの完結作。主人公・千早のかるたに賭ける情熱や躍動感溢れる競技シーンの描写は観るものを釘付けにし、その影響力は今や競技人口が100万人に達するほど。個性的な登場人物たちとの友情ドラマや幼馴染み3人の恋愛模様、将来の不安や葛藤といった王道の青春ストーリーは多くの人の心を掴み、10代のみならず、大人も感動できる青春映画となっている。部員たちの成長も見どころとなっているため、『上の句』『下の句』とともに一気見をおすすめする作品。

★学園青春コメディといったらこの一本!
 『ウォーターボーイズ』(2001)


あるきっかけでシンクロナイズドスイミングを文化祭で披露することになってしまった男子水泳部員たちが、互いにぶつかり合いながらも成長していく青春ストーリー。イルカの調教師に指導という名目で水槽磨きの雑用を押し付けられたり、ダンス練習といってゲームセンターに置き去りにされたりするも、全てがシンクロ上達へとつながってしまうコミカルさや、憧れの女子との甘酸っぱい関係性など、爽やかな青春が詰まった作品。ラストのシンクロパフォーマンスはユーモアに溢れつつも、名曲にのせて繰り広げられるダイナミックな技の数々に何度見ても飽きることなし!

★10代の危うさを完全映像化!
 『溺れるナイフ』(2016)


2004年から2013年まで別冊フレンドにて連載されていたジョージ朝倉の代表作を実写映画化。15歳の夏、東京から遠く離れた田舎に越してきた人気モデルの夏芽は、退屈な生活にウンザリしていたが、傲慢なほどに激しく自由なコウに体を貫くような“閃光”を感じ、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく。やがて2人は付き合いはじめるが、夏祭りの夜、全てを変える事件が起き…。10代特有の危うい自意識と衝動をエネルギッシュかつセンシティブに描写しつつ、コウとは対照的に傷ついた夏芽を優しく包み込んでくれる大友や、コウの幼馴染みカナとの四角関係も胸を締めつける。全能感の喪失という、思春期ならではのヒリヒリとした感覚が呼び起こされる衝撃作。

★仲間との強い絆に感動!
 『ROOKIES―卒業―』(2009)


森田まさのりの人気マンガをドラマ化し、高視聴率を記録した「ROOKIES」の劇場版。熱血教師・川藤との出会いで、野球と真剣に向き合うようになったニコガク野球部が、3年生最後の夏の甲子園を目指す。新入部員との衝突や部長・御子柴の怪我など、様々な困難にぶつかるも、懸命に頑張る姿に胸が熱くなる感動作。佐藤隆太や市原隼人、桐谷健太に佐藤健など、主役級の役者が勢揃いした豪華競演も見どころ!

★音楽に魅了された若者たちを等身大で描く!
 『キセキ ―あの日のソビト―』(2017)


メンバー全員が歯科医で一切顔出しをしない、人気男性ボーカルグループGReeeeNの結成から名曲「キセキ」誕生までの軌跡を描いた青春音楽映画。音楽に挫折するも弟たちの才能に気付き後押しをする兄・JINを演じた松坂桃李と、音楽を純粋に楽しむ弟・HIDE役の菅田将暉の等身大の演技が、多くの共感を呼んだ。本作の見どころは何と言っても、GReeeeNを演じた菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮ら人気俳優4人の歌唱シーン!その歌唱力の高さゆえに、「グリーンボーイズ」としてCDデビューも果たしている。GReeeeNのファンはもちろん、馴染みがない世代でも存分に楽しめる爽快作。

★挫折からの復活劇!
 『ピンポン』(2002)


卓球に魅了された男子高校生たちの挫折と奮起を描いた成長物語。自身の才能に自惚れ努力を怠る気分屋なペコ、天才的な才能がありながら“卓球は暇つぶしだ”と本気を出さないクールなスマイル、スマイルに異常な対抗心を燃やすアクマなど、宮藤官九郎の脚本が、強烈で個性的なキャラクターを魅力的に描いている。さらには白熱する試合のシーンでCGを活用したアクロバティックな演出も話題に。壁にぶつかって落ち込んでも、再び立ち上がる勇気をくれる作品。

★自由を求めて立ち上がる痛快作!
 『ぼくらの七日間戦争』(1988)


横暴な親や教師、理不尽な校則にうんざりした中学生たちが廃工場に立てこもり、自由を求めて“戦争”を繰り広げる痛快作。廃工場への突入を試みる教師たちを戦車で追い払ったり、鉄網で警察官を捕獲したりと、はちゃめちゃな設定に思わずくすりとしてしまうが、誰しもが子どもの頃に抱いたであろう“大人たちへの反抗心”をあらわにする姿に、どこか羨ましさを感じずにはいられない。本作で映画初出演にして主演を務めた、当時14歳の宮沢りえの初々しい姿が眩しい。

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