元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー（67歳）が、最新出演作『ターミネーター：新起動／ジェニシス』のプロモーションと、自身が設立したカリフォルニアの慈善団体「アフター・スクール・オール・スターズ」の活動資金を集めるチャリティーへの呼びかけのため、自身最大の当たり役T-800に扮して街行く人々にドッキリを敢行した。
ハリウッド大通りにある「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の観光客と、著名な人物やキャラクターの蝋人形が展示されているマダム・タッソー蝋人形館の観光客に対して仕掛けられたこのドッキリ企画は、募金を募るプロモーションの一環として行われたもの。
ハリウッド大通りではシュワちゃんがT-800のモノマネをした扮装者に近づき、「アイル・ビー・バック」の応酬を披露。シュールでおかしな光景を周りの人々は写真に収めている。また、マダム・タッソー館では蝋人形と思って記念撮影をしようと近づいた観光客を相手に、いきなり動き出し驚かせている。ターミネーター姿でセルフィー棒まで持ち出して街に繰り出していて、シュワちゃんもとても楽しんで行っていたようだ。
慈善団体「アフター・スクール・オール・スターズ」は、アーノルド・シュワルツェネッガー自身が2002年に設立した、子供たちの安全と成功を目的とした全米規模の放課後プログラム。貧困などが原因で子どもたちが放課後に非行や犯罪に走ってしまうことを防止するために考えられたこのプログラムは、全米の子どもたちが放課後をより安全に過ごせ、成績も伸ばすことが出来る場所と機会を提供することを理念に活動している。
今回のドッキリ企画は、米国のチャリティーサイト「Omaze」と共同で企画されたもの。10ドル～5万ドルでオリジナル・グッズなど募金額に応じて様々な特典を得られるサービス付きでチャリティーに協力できる仕組みになっている。なお、7月1日全米公開の『ターミネーター：新起動／ジェニシス』プレミア上映にアーノルド・シュワルツェネッガーとともに参加する権利も最高額5万ドルで販売しており、その寄付した人の中から抽選で当選者が選ばれる（募金はこちらで行うことができる）。
Omazeは他にも『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』や『マジック・マイクXXL』とチャリティー企画を行っている
『ターミネーター：新起動／ジェニシス』は2015年7月11日全国公開（全米公開は2015年7月1日）。
via：http://comicbook.com/2015/06/18/arnold-schwarzenegger-poses-as-wax-terminator-figure-to-prank-fa/
